政治経済Ⅱ

2015年10月 2日 (金)

住民票住所に住んでいない人のマイナンバー受け取り特例申請継続へ

 

住民票住所に住んでいない人の

マイナンバー受け取りについて

特例申請が継続されることになったそうな。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H0S_S5A001C1EAF000/

 

「ゴールデンラジオ」で深澤真紀さん、

「9月25日まで」と力説していたもの。

結構な反響があったので、フォローしておかないとね。

 

ほとんど周知徹底されてないのに9月25日までって

そりゃ無理でしょうという大方の予想通り。

ほんだら次の締め切りはいつやねん

ってとこは今のところよく分からない。

 

長期出張中とかDV被害者等、

諸事情おありの方はどうしたらいいか、については、

社会保険労務士・大神令子さんのHPを参照のこと。

http://www.oogami-sr.com/myno02.html

 

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2015年6月 8日 (月)

大阪の未来を語る「マネー」SP

 

てなことで「たかじんNOマネー」は

大阪の未来を考える政策論争SP。

 

007

 

いきなり黒田はんがぶち上げたのが

大阪の財政は大変だの話。

これはちょっと説明が必要だ。

 

15年以上財政黒字を続けている大阪市は

関市長時代から着実に借金を減らし続け、

平松市長時代には優良自治体になっていた。

橋下市長もほぼ同じ比率で減らしていったから

今の実質公債費比率は9.0%。

全国的にもトップクラスの優良自治体である。

 

問題は大阪府で、橋下知事時代に負債6兆円を突破。

松井知事の初年度に若干減ったものの、それ以降、

ぐんぐん増えてて今は6兆4千億。

実質公債費比率は19%となって起債許可団体に転落した。

借金を歳入に入れ込んで黒字に見せるという細工は

政府官僚には通用しないのである。

借金すればするほど黒字幅が広がるなんて、んなアホな、だし。

実質公債費比率が25%になれば財政再建団体だ。

 

011

 

さて、藤井聡京大大学院教授が来演し、

「大大阪構想」をひとくさり。

名古屋、大阪リニア同時開業、

北陸・近畿・四国・山陽縦貫新幹線、

うめ北にそれらを集めて総合開発・・・

壮大な計画だが、新幹線は4兆円で出来るとか。

使えずに余ってる公共事業費を考えると

安っと思ってしまうが、ホンマかいとも思う。

 

教授に経済理論で挑戦するほど無謀なバカではないが

ワシにも言わせてくれや的野次馬根性でちょっと言うと

人が集まれば産業が興る。

というより産業が活性化するから人が集まる。

鉄道だけでは人は集まらない。

田舎の新幹線駅が閑散としているのを見れば一目瞭然。

 

観光とかリゾートもいいがメインにはならない。

生産が生み出した付加価値の分け前が落ちるだけ。

自ら付加価値を創り出さなくては富の総体は増えない。

各地に乱立したリゾートが死屍累々の廃墟と化したのも

お互いに人の財布をあてにして取り合ったからだ。

 

中国人に食わしてもらう?馬鹿言っちゃいけない。

温泉が湧くとか絶景があるとかならいざ知らず、

出来合いで造れるものなら中国人はパクって

自分の国に造ってしまうさ。

 

だが、都市コミューターはいいアイデアだ。

日本には出資者を募っている先端ベンチャーがゴマンとある。

それらを一堂に集め、

常設の国際見本市をベイエリアに設けてはどうか。

実績にこだわらない米企業の爆買いや

中国企業の爆パクリには注意が必要だが

特別な優遇措置を講じて

ベイエリアに生産工場ごと誘致してしまえ。

 

となれば物流だ。リニアも新幹線も物は運べない。

高速道路?それもいいが何時になるやら。

それより東京都が失敗した高速フェリー、

離島ではなく工業地帯を結べばどうか。

 

信号も渋滞もない海上を30ノットで運航すれば

東京-大阪間は10時間程度。

渋滞に遭遇したり仮眠を取ったり飯食ったりしながら

高速を走ることを考えたら大した時間のロスにはならない。

コスト面で不利があれば助成すればよい。

高速道路を新たに作るよりは安あがりになるはずだ。

 

東日本の震災を見ても、道路が寸断されると

ヘリしか運搬手段がなくなってしまう。

フェリーの整備は防災上も有利である。

自衛隊も民間フェリーを使って訓練しているくらいだ。

 

008

 

「大阪の人は財政破綻しても大丈夫」と眞鍋さん。

それさえも楽しんでしまうのではないかと。 

いやいや、大阪人はゼニにはうるそうおま。

ひょっとするとイメージに弱くマクロ的視点に

少しだけ欠けているかもしれないが・・・

まぁ気のせいでっしゃろ。

 

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2015年5月27日 (水)

必勝交渉術の賞味期限?

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ」に久々登場の湯浅誠さん

橋下さんの10日前の会見について

「自分で自分を否定したことに注目すべき」という。

「あのやり方」では賞味期限が切れることを自覚していたとの推理

話し合いで妥協を繰り返していてはできないと思ったから

「あのやり方」だったのではないかとは眞鍋さん。

 

「あのやり方」といっても一言では言えないような感じだったが、

当方的に見れば、橋下さんが著書で書いている通りのこと

馬に人参の如く仮想の利益をぶら下げて二者択一を迫る

「必勝交渉術」ってやつだ。

仮想の利益は目の前の現実的な事務手続きなどよりも

もっと夢のある将来像の方が良い。

今回の住民投票を「都構想」の賛否を問う投票

と勘違いしている人が少なくなかったことは

必勝交渉術の見事な成果だろう。

 

実際には法定協議会を開いて取り敢えず

大阪市を解体して特別区にする為の協定書を作成し、

住民投票にかけなければ第一歩が踏み出せない。

人口の三割を特別区にしたからといって

大阪府が都になる訳ではないからまだ先がある。

 

法定協議会は公開されていたし誰でも見ることができたが、

賛成反対の一般論を繰り返していた訳ではない。

大都市局が提示した案を具体的に精査していたのだ。

一般論で夢を語る段階は二年前に終わっていた

・・・はずだった。

ところが、途中で議論を打ち切って

課題先送りの正味18ページの協定書になってしまった。

別の事情もあったのだろうが、

結果的に具体的な「設計図」ではなくなった。

必勝交渉術からいえばそれで良かったのである。

 

もう一度住民投票をやろうとすれば

再び法定協議会を開いて協定書を作り直さなくてはならない。

維新はもはや過半数を占めていないのだから

自分達だけで決めるのは無理。

おまけに100人以上の学者が反対している。

詳しくはhttp://satoshi-fujii.com/

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/05/26/fujii-144/

橋下さん自身がその意見を入れて

WTCへの府庁移転を断念した防災のスペシャリスト、

河田先生もその一人。

「実務を知らない学者」なんてもう言えない。

確かに引き際としては今、だったのかもしれない。

 

湯浅さんが言う「検証」はこれからだ。

大阪市の幹部より詳しいんじゃないか

っていうほど各種資料を読み込んでいる方がたくさんおられるし

藤井聡教授も検証するといっておられるので

詳しくはそちらにお任せしておこう。

 

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2015年5月24日 (日)

避けてはいけない実のある議論

 

今週の「たかじんNOマネー」は老人問題、だったのだが、

特別区設置にかかる住民投票の話が冒頭にあり、

「取材した」という須田慎一郎さんが

老人が反対したから反対多数になったと言っていた。

母数不明の出口調査そのままでは絶対投票数が分からない。

なのでこの部分だけ先に一言。

 

人口比でいえば20~40台と60歳以上はほとんど同数。

若年層では賛成の比率が高かったとすると

投票率が同じなら賛成多数になったはずである。

そうならなかったのは若年層の投票率が低かったからだろう。

何で低かったのかは想像の世界だが、

投票日直前まで都構想を「分からない」と答えた人が

40%以上いたことと無関係ではなさそうである。

分からないものに迂闊に手は出せないし。

 

橋下さんの場合こういうことが多く、例えば中学校の給食。

今まで選択制だったものを全員喫食に変えたのだが、

選択制にとどまっていたのは

温かい給食を提供する設備が不十分だったから。

だったら早急に設備を整えろよって話だが、その場合、

A 当面は冷たい給食でもいいから直ちに全員喫食にする

B 同時進行では一度に金がかかるから、設備を優先する

C 選択制のままでゆく

大雑把に言えば三つの選択肢が考えられる。

どれがいいかは当事者である

中学生と父母に聞いてみなくてはなるまい。

 

ところが橋下さんは問題点を整理して解決案を提示しつつ

要望をくみ取り合意形成を目指すといった工程を全てすっ飛ばし

いきなりAを実行する。

だから冷蔵庫で冷やしたカレーなんか食えるかと苦情が出る。

Aが良いと橋下さんは思ったのだろうが

なんでそう思ったのかなんて他人の胸の内は分からない。

 

とこーそーも同じことで「二重行政の解消」と言われても

具体的にどんな問題があるのか分からない。

今さらバブル期の大型開発を持ちだされても

2000年以降はそんなのないし、若者にとっては昔話だ。

府立体育館と市立体育館の二つあると言われても、

どちらも利用率の高い施設だし、一つにされたら

来年からウチの大会はどこでやったらいいのかと

不安になる人もいるだろう。

 

協定書にはそこまで書いてないし、

細かい制度設計は市長と知事が決めるとなってるだけ。

中学の給食みたいに課題と問題点がはっきりしていれば

いくつかの解決策から選ぶことも出来るが、

解決すべき課題がはっきりしないのだから

「これしかない」と言われても説得力がないし、

何を解決したいのか分からなかったら代案もへったくれもない

制度を変えたら何で良くなるのかも不明だ。

積極的に賛成する人が三分の一しかいなかったとも読めるのは

分からないものには乗れない、

と思った人が多かったのではなかろうか。

 

民主主義の核心は採決に至る過程にある。

多数決が全てでも「戦争」でもない。

「大戦争だ」「ぶっ潰す」と叫んでおいて負けたら突然

ノーサイドとか異なる意見の尊重を言いだすが、

だったら自分もそうしておけば良かったのではないだろうか。

「戦争」などしなくてももっと分りやすく、したがって

いろんな案が出てきて

実のある議論が活発になったのではないだろうか。

それが厭だったと言われたらそれまでだが。

 

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2015年3月 2日 (月)

とこーそーっておいしいの?と「マネー」SP

 

「たかじんNOマネー」は五月に住民投票が行われるであろう

いわゆる「都構想」SP。

大阪に住んでいてもややこしい話なので

眞鍋かをりさんも今回は進行役に徹するしかない。

 

003

  

厳密に言えば大阪市を五つに分割、府の特別区にする

特別区設置に関する大阪市民の投票で

賛成多数でも大阪都はスタートしない。

「都」にするには国の法改正と再度の住民投票が必要だ。

 

ってことで番組では各党に出演を打診したとのことだが

当日の御来演は共産党だけ。

なんでやねん。

MBSには自民党の柳本大阪市議が出演していたのに。

共産党は宮原府議・・・府議?それも高槻の人。

大阪市の話なのだが・・・・

 

おまけに宮原府議、ペラペラと喋るタイプではないので

トークのリズムが噛み合わない。

そこを見て取った橋下応援団のコメンテーターが

いちいち発言を遮って突っ込むので

何を仰りたいのか今一つ分からない。

「大型開発を目論んでいる」というのは

 

B73b0tuoai4je4

 

これ↑のことらしいのだが、

確かにリニアや梅北開発について書いてあるものの、

誰に対していつ出された覚書なのか分からないので

もっと説明が必要か。

 

橋下市長は広域行政は「都」で、

きめ細かい施策は特別区で、という説明だが、

それって政令指定市のない県と同じではないのだろうか?

東京23区は都人口の7割を占めるが

大阪市は府人口の3割でしかない。

大阪市が政令市ではなくなる訳だから

政令市のない県と比べた方が分かりやすいように思う。

 

となると特別区域で徴収される

市町村法人税や固定資産税は府の税収となるから、

その使途は府議会の勢力図と首長の方針で決まる。

大阪市の住民でない当方的には、

ひょっとしておいしい話では?なんて思ってしまう。

なんせ大企業の大工場が相次いで撤退して

ちょっと厳しいとこに住んでるもんで。 

 

橋下市長が京大総長にまで文句を言った

藤井聡教授の一文があるが、お馴染み三橋貴明さんが

誰でも読めるようにしてくれたので読んでみると

一部当方と似たことを書いておられる。

http://www.mitsuhashitakaaki.net/2015/01/27/fijii/

たいして長い文ではないし、違うというのなら

指摘された七項目について反論文を発表すればよいと思う。

 

橋下さんは討論会に出て来いと言うが

なぜ反論文ではダメなのか?

議論はまず議会でするものだ。

ところがその議会でも住民説明会に出て来い

なんて答弁をしているそうな。

なんで維新の身内の集いに

のこのこ出かけていかにゃならんのか。

本末転倒であろう。

 

そもそも議論は論理的正しさと同時に

事実との整合性を前提に行うものだ。

そこをあいまいにすることをテクニックとされると

まともな議論にはならない。

橋下市長が前回出演した時も何点か指摘したけど

今回も子供予算を五倍にしたとか言う。

それは橋下さんの重点施策を抜き出しての話でしょ?

子供関連予算トータルで見ればこの五年間、ほぼ横ばいだ。

間違いではないが正確ではないし、印象操作につながる。

 

維新はこの手のものが実に多い。

例えばコレ↓

 

Bydc7accaamzsc

 

左が維新のもので、右が反対派のもの。

大阪より数字が良い東京、愛知を何故、省略するのという指摘。

これも間違ってはいないが正確ではないという話だ。

しかし、こうやって横並びにできた方が分かりやすい。

「討論」でいちいち細かい指摘やってたら訳分からなくなる。  

 

二重行政ってなんのことだか分からなかったが、

官営だろうが民営だろうが供給過剰なもの、

将来的に需要が見込めないものは縮小すればよい。

市場原理に馴染まない公益に関するものや

話に出てきた病床数などは余裕がないと困るけど。

 

東京メトロが民営化で良くなったって、そんなの知らんがな。

大阪市営地下鉄は黒字だし、

黒字分は市民の為に全額使えばいい。

京阪、じゃなくて民間企業に分け前やることはない。

大黒字の郵政を民営化したら利益還元事業

(当然それ単体では赤字)のかんぽの宿が

二束三文で売っ払われちまった。

いいことばっかりとは限らんよ。

 

参考までに、自民党・柳本市議が出演した

MBSの番組はここで見られる↓

https://www.youtube.com/watch?v=QkFktz3pypM

https://www.youtube.com/watch?v=bmOEaDi8psA

文字起こしをしている方もおられる。

反対派の方のようで

小さい文字で突っ込みが入っているが内容に操作はない。

http://sazanamin.blogspot.jp/2015/02/2015211212voicesp.html

 

ぶっちゃけ、大阪市民とその他周辺市の住民では

若干、温度差があるような気がする。

個人的にはあながち悪い話ばかりではなさそうと思うのだが、

投票権があるのは大阪市民。

政令市を目指す市の話はたまに聞くが

返上するってのは聞いたことがないので、

さて、どのような判断をされるのであろうか?

印象操作は止めて正々堂々と議論して欲しいね。

 

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2015年2月 9日 (月)

謙虚に学ぶことも大事~シリア人質事件に関する備忘録

 

後藤健二さんはシリア入りする直前、10月11日に

スポンサーを探していると話していたらしい。

シリア入りを友人に伝えたのは同月22日だ。

通訳兼ガイドのアラディン・アラズィール氏と

シリアとの国境に近いトルコのキリスで会ったのは24日。

この時、27日に戻ると語ったという。

 

ISILの本拠地であるラッカに行く

というだけでも大事と思うのだが、

それが二泊三日とは、

まるで「ちょっと大阪まで商談に」みたいな

スケジュールが決まってる旅行のようである。

新幹線がある訳ではないからラッカ滞在は短期間。

なので余計そう感じる。

 

このことと「湯川さん救出の為だった」

というシリア入りの目的を合わせると

容易にストーリーが出来上がる。

だが、救出の為という説はどこから出てきたのだろう?

当方が知らないだけかもしれないが、出所が分からないので

これ前提のストーリーには今は乗れない。

 

22日まで日本にいたとすると

二泊三日のスケジュールを組んだのは誰なのか。

スポンサーは誰なのか。

少なくともISILと何らかのルートを切り開いた(と思った)

のでなければラッカ入りの決断はなかったはずだ。

解決されない疑問は残るが、二泊三日も

「生きて帰ります」という言葉も実現しなかった。

騙されたことは間違いないとみていいだろう。

 

 

では湯川さんと後藤さんを救出する術はなかったのか?

身代金を払わずに二人を見殺しにする

身代金を払ってでも救出する

この二者択一しかなかったのか?

これについていくつかの意見が表明されている。

 

一つはトルコに対策本部を置くべきだったとするもの。

トルコが支援する反アサド過激派の一部がISILに合流しており

対クルド対策においても両者は奇妙な半共闘関係にある。

トルコが交渉にかかわっていたことは交渉の最終段階、

トルコとの国境での人質交換

という話が出てきた際に明らかになった。

トルコ外相も人質の所在地をトルコ政府は把握しており、

日本政府に情報提供していたと語っている。

 

だがこれは、ISILのネット動画が

公開されて以後のことではないかと思う。

その理由は7日の「報道特集」(TBS)で公開された

日本政府からISILへの音声メッセージ。

ISILは信ぴょう性を疑っていたようだが

外務省は否定しなかったという。

本物とすると二カ月に及ぶ交渉を踏まえたもの

とは思えないし、

この段階でトルコが仲介に入っていたなら

日本語のメッセージなど送る必要もなかったのではないか。

 

ジャーナリストの西谷文和さんによると、1月20日以降、

自由シリア軍幹部が人質奪還に動いていたという。

http://www.nowiraq.com/blog/

トルコを仲介役とし

自由シリア軍が抱える捕虜との交換なら

成功したのではないかとの指摘だ。

 

日本大使館にも進言したという西谷氏は憤っているが

政府答弁にもあったように

どの手段を選択するかの判断は難しい。

「交渉役を申し出たが返事がなかった」

というヨルダン人弁護士も然りである。

スペイン人ジャーナリストの救出に成功した実績があり、

そのジャーナリストが人道支援に熱心だったことを訴えて

成功したとしている。

 

いずれもやってみないと分からない。

だが結果論として

ヨルダン人パイロットは1月3日に殺害されており

ヨルダンルートでの救出は無理筋だった。

後藤さんの最後の取材行も政府の救出活動も

結果として失敗だったのである。

謙虚に学ぶべきであろう。

 

 

ISILに対して有志連合の支援を受けたイラク軍が

攻勢をかけるという。

武力で制圧することはそれほど困難とは思わない。

だが、テロがなくなるか否かという点はまた別だ。

シーア派イラク軍の報復が新たなテロを生まないか、

国際社会の監視と人道支援が必要となろう。

 

また、ISILの宣伝戦にどう立ち向かうかを考えると

イスラム教徒の協力は不可欠と思っていたが

一つの資料が見つかったので参考までに

http://blog.goo.ne.jp/from_syria/e/4c17a629c66f7255aa4481dcee917b74

ダマスカス留学生有志によるものだ。

 

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2015年2月 4日 (水)

恵方巻は得意か眞鍋さんのゴールデンラジオ

 

さぁ昨日は節分ということで、節分といえば恵方巻

「知ったこっちゃない」といきなり大竹まこと翁。

何をおっしゃるよろしいやおまへんかということで

 

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眞鍋かをりさん、西南西を向いてガブリ。

「大竹まこと ゴールデンラジオ」のスタジオで。

FBに別の画像も載ってるけど、

あれはやり過ぎだっせ眞鍋さん。

 

大阪は関東より海苔の消費量が少ないというので

大阪の海苔問屋が思いついたらしいが 

ワシはそうたやすく乗せられないぞと思ったら

オオッ!何時の間にやら西南西を向いている。

しかも手にはネギトロと卵焼き主体の

ちょっといい感じの太巻きが・・・

げに恐ろしきは恵方巻也。

 

さて、クレジットカードなんて信用ならん。

ネットショッピングもしたことない。

「なんの為に足があると思ってるんだ」

と怪気炎の大竹翁と笑福亭笑瓶さん。

 

酔って知らぬ間に注文し、届いてからビックリする

ネットショップ派眞鍋さんだが

自動車の給油口開口レバーの位置が分からず、

一回しかスタンドに入ったことがない。

駐車できないので係りの人がいる店にしか行かない。

 

えぇ…人それぞれ得手不得手というのがあるもんです。

少々、極端なように思えるのは

気のせいか。

 

 

さてシリア人質事件、交渉過程の検証ということだが、

政府は交渉してないのだから交渉過程もない。

ヨルダン政府とどんな話があったかなんて

相手のあること、勝手には明かせないし、

以後の交渉主体はヨルダン政府なので詳細知る由もなし。

 

そうなったいきさつも含めて

政府の対応については検証が必要だが

新しいことが次々起こっている。

 

ヨルダン軍パイロットの「処刑」映像が公開され、

ヨルダンは報復として死刑囚を処刑した。

ヨルダン国営放送によると(ヨルダン軍の発表ともいう)

パイロットの殺害は1月3日のこと。

ヨルダン政府は早くにこの情報を掴んでいたとの観測もある。

 

官房長官と外務大臣によると日本は昨年9月(12月?)に、

非軍事部門で有志連合に加わっていた。

 

政府は誘拐犯がISILだと1月20日まで把握していなかった

というのだが、ヨルダンに対策本部を置いたのはずっと前。

ヨルダンが水面下でISILと捕虜交換交渉をしているのを知った為

と言われていたのだが・・・

 

いずれも、もう少し待って情報を整理しよう。

 

日本のモスクの皆さんが集まって

「イスラム国」と言わずISILと呼ぶよう要請されているので

当ブログもそれに従うことにする。

偽カリフ僭称狂団と言いたいところだが。

 

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2015年2月 2日 (月)

悪魔教より理性の眼

 

呪詛に満ちたISの声明は

おそよ宗教者のそれとは思えない醜悪極まるものだが

犠牲となった後藤健二さんの御母堂は

「憎悪の連鎖にしてはならない」とおっしゃっている。

御母堂の発言と直接関係はないが

「怒りで返すと負の連鎖になる?」と

眞鍋かをりさんがTwitterで疑問を投げかけているので

少し考えてみた。

 

他人事とは思えないのは最近の日本でも

生保叩きやホームレスいじめ、「自己責任」論など

人の心の奥底にある悪意を呼び覚まし、

焚き付けるかのような動きが盛んに見られること。

善意と良心、慈しみと助け合いが大切なことは

誰だって分かっているはずなのに、

それを嘲りと憎悪に変えようとする。

 

理性ではなく、憎悪を煽ることで人の心を動かし

利用しようとする何者かがいる、と考えざるを得ない。

その言葉の暴力を直接的暴力に置き換え、

極大化したものがISだ。

ということは、

こちらが同じように悪意の炎をたぎらせていては

その正体はつかめない。

 

テロリスト識別装置のようなものがあり、

遠くからでもたちどころにその正体を見破り、

何か超精密誘導兵器のようなもので倒せる

というのなら良いが、

そんなもの、100年経っても開発できそうにない。

開発したらしたで、

スイッチを入れた瞬間、開発者が倒される

なんて寓話的結末が待っているかもしれない。

 

悪意の炎を消し去り、

理性の力で自分と他者を見つめ直すことだ。

挑発に乗ってはいけない。

といっても

「国内を分断することがISの狙いだ」とか言って

政府批判をするな挙国一致だということではない。

自称「イスラム国」と違い

民主主義国では意見の違いは当たり前。

相互批判で足元がふらつくような足腰の弱いことでは

民主主義国とは言えない。

 

悪意の教義を捨て去り、理性の眼を開こう。

 

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2015年2月 1日 (日)

悲報に思うこと

 

目を閉じて、じっと我慢。

怒ったら、怒鳴ったら、終わり。

それは祈りに近い。

憎むは人の業ならず。

裁きは神の領域

そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。

            後藤健二さんのツイートより

 

謝って済むことではないが、

無力で申し訳なかった。

慙愧の念に堪えない。

 

ISの非道は言うまでもない。

だが、それでは負けず劣らず非道な

アサド政権を支持できるのか。

怒りを抑え、我が国としていかに向き合うべきか

慎重に考えなくてはならない。

 

後藤さんは従来、

自由シリア軍の通行証を持って取材していた。

ISの支配地に入るならISのそれが必要なことも

当然知っていたはず。

「生きて帰ってきます」とは

その補償が得られる目途がついた、

あるいは既に入手したという意味のはずだが

どこでどのような齟齬が生まれたのか。

伝えられたように「騙された」のか?

目的はなんだったのか、湯川さん救出の為だったのか?

一介のジャーナリストにできることとも思えないが、

何かバックがあったのか?

残された疑問は解明されねばなるまい。

 

「後藤さんは勇気をもって

シリアの人々の苦境を世界に知らせようとしてきた」

オバマ大統領は声明で後藤さんの勇気を称えた。

 

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危険な仕事に就く人々は他にもいる。

高所作業員や漁師、消防、警察、自衛官・・・ 

それらの人々がいてこの社会は成り立っている。

危険に飛び込む人々がいて初めて

我々は紛争地のリアルを知ることができるのだ。

「自己責任」というなら「罪を償わせる」必要もなかろう。

 

ただ、安倍総理の朝の発言、

「罪を償わせる」に続いて「人道支援の拡充」を謳い、

「テロと戦う国際社会で責任を果たす」

で締める文脈はどうか。

罪を償わせる為の人道支援とは意味不明だし、

あれでは人道支援に携わる人々が

真っ先にテロの対象とされてしまう。

 

「戦う」に軸足を一歩も二歩も踏み出しておいての

「人道支援」では中東演説の二の舞三の舞。

在外邦人の命を守る意思がホントにあるのか

真意を疑わざるを得ない。

危険な目に遭っても「自己責任」?

それとも自衛隊を出す?

 

終わりなきテロとの戦いに乗り出すのか

平和国家としての貢献の在り方を再構築するのか

冷静に考えてみよう。

 

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2015年1月31日 (土)

「マネー」は緊急イスラム過激派SP

 

後藤さん解放の光が見えたかと思えば遠ざかる

緊迫した状況の中「たかじんNOマネー」は

「イスラム過激派解明SP」

 

先週は日韓問題二時間SPで、言いたいことは色々あれど、

でも二時間特番打つほどのことかと思いつつ

状況が大きく変わってしまった。

財閥といいつつ外資に牛耳られた韓国経済については

いずれ語る機会もあろう。

 

005

 

まずは表現の自由と風刺画の問題。

暴力に屈するとか、

どっちもどっちということではなく、

表現への批判もまた言論の自由である。

 

「ペンは剣より強い」のだから

むやみに振り回すなとフィフィさん。

「権力と戦う時の言葉であって

人を傷つける時に使うものではない」

「これはイカンだろう」という声が何故

フランスで起こらなかったのかが個人的に不思議。

 

昔のことだが学生のデモでマイクを持ってた奴が

調子に乗って「ヤンキーゴーホーム」とやったら、

誰も唱和しなかった。

.逆に「やめろ止めろ」「民族排外主義だ」って声が

列の中から聞こえてきたのを見た。

彼らの方がまともである。

 

移民を入れておきながら同調圧力。

差別と貧困の中で宗教に救いを求めた時

「おかしいではないか」の連帯感が生まれる。

右翼は右翼で同調しない奴らはけしからん

となって憎悪が広がるという構図らしい。

 

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アメリカはテロとの戦いに勝てないという点で全員一致。

テロを生みだしているのはアメリカ自身なのだから。

ということで青山繁晴さんが爆発。

 

テロとの戦いと言いながら

原理主義が嫌いなフセイン政権を倒したのは本末転倒。

本音は油田が欲しかっただけだ。

その後、フセインに弾圧されていた

シーア派に政権を任せたらやりたい放題やり始め、

怒ったスンニ派の中からISが生まれてきたことは周知の通り。

 

突然だが所謂グリーンベレーは

米が気に入らない政権を倒す為、

その国に反政府武装勢力を育成することが任務とされる。

「一人で○○人分」というのはそういう意味で

隊員がスーパーマンという意味ではない。

○○人のテロリストを育成できるってことだ。

 

米ソ冷戦時代にはお互い似たようなことをやっていて

○○解放戦線とか革命軍が世界の至る所にいた。

「解放戦線」といっても

南ベトナム民族解放戦線とはえらい違いで

実態は麻薬密売で儲ける武装ヤクザだったりする。

 

冷戦が終わると民族と宗教が

新たなイデオロギーとして使われ始めた。

世界に広がるイスラム過激派には

そんな匂いのするグループが幾つもある。

 

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最近、よく使われるISのこの映像、

持っているAK銃は明らかに中国製である。

銃剣付きのAKは中国製以外にはないと思う。

 

テロと戦争を金儲けの手段とする流れは

一貫してアメリカにある病巣のようなものだが、

中国もそれに加わっている。

対立する双方に武器を売るのでおいしいのだとか。

それにアフリカの資源争奪も加わり、

中国はアフリカにも大きく影を落としている。

 

やっぱ武器輸出で「成長戦略」なんてのは考え物だ。

 

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今回ばかりは笑ってる場合じゃない眞鍋かをりさん。

スタジオには「容疑者」常岡浩介さんも来演。

湯川さん解放の為にISとコンタクトを取っている最中に

「容疑者」とされ、交渉中断のやむなきに至ったという。

 

常岡氏によれば外務省はネットサーフィンしかしておらず

数か月後に人質が殺害されるかもしれない

という事態を予想していなかった可能性もあるという。

 

後藤さんの家族にもメールで身代金要求が来ていた訳で

直接交渉しようと思えばできたのに何故しないのか。

記者から質問された官房長官は

「それはあり得ません」

 

ISとパイプを持つトルコに何か要請してるのかどうなのか、

本気度に疑問の大きい政府の対応。

自衛隊を出せるよう法整備たって、

人質がどこにどのような状態に置かれているかも分からずに

自衛隊にどうしろというのか?

秘密保護法たって外国人は対象外だしね。

 

何からなにまで内向きで

国内の支持率しか気にしてないようでは

国際情報機関なんて作れっこないよ。

 

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