春の珍事はどっちだ、と競馬BEAT
「さぁオッサン、今日はGⅠ短距離スプリント」
「それで髪短くしはったんでっか」
「オッサンも顔短くしたら?」
「頑張ってみたんですけどなかなか上手く・・・いく訳ないでしょ」
「横長にしたら?」
「余計難しいですわ」
「ゲストの朝日奈央さん、やる気満々でっせ」
「今のレース当てましたよ」
「馬券見せて下さい」
「ここにはないんですけど・・・」
「口ではなんとでも言えまんがな」
「オッサン何言うとんねん。ワシをなめとったらあかんど」
「今のは姐さんの翻訳でんな」
「さぁ高松宮杯、GⅠ馬背揃いやけど・・・」
「レシステンシアを推す声が多いんでっけど・・・」
「この春は何が起こるか分からへんしねぇ」
てことで杉崎美香りん姐さんの競馬BEAT。
高松宮杯は息詰まる熱戦となった。
レシステンシアをぴったりマークのダノンスマッシュ。
あのロードカナロアの子だ。
父と同じく海外GⅠを制したものの国内では未勝利。
だが、直線を向くやレシステンシアと猛烈な競り合い。
他馬を次々パッシングしながら互いに譲らなかったが、
僅差でダノンのスマッシュが決まった。
天才の子が天才だった試しはなく
親が凄ければ凄いほど追い抜くのは大変だが
ここは意地を見せたね。
「あら?オッサン当てたん違う?」
「グフフフ・・・これがワイの実力でんがな」
「春の珍事やねぇ」
「ハハハ、おっしゃる通り・・・え?」
「さぁ来週はコントレイル登場の大阪杯」
「グランアレグリアと激突でんな」
「ギベオンも出るよ?」
「い、いやさすがに今度はマークされると思いまっけど・・・」
「お楽しみにーっ」
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