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2021年2月24日 (水)

古代史雑感ー日女命って誰?ー

 

前回国家の起源 の続き

 

巨大銅鐸の破壊と銅鏡への統一は

対立していた諸勢力を統合するものだったと考えられる。

国家が産声を上げたか。

その頂点に君臨したのが八花弁の鏡に象徴される最高巫女、

卑弥呼である。

 

その後も祭祀の中心は巫女だった。

継体天皇古墳から出土した埴輪を見ると

センターに位置するのは巫女たち。

オッサン連中はその左右に控えている。

オッサン達の装束は大陸由来のものだが、

巫女たちは一枚布の不思議な衣装に裸足。

そこに邪馬台国との連続性を見る識者もいる。

相撲取りの埴輪も出土しているがこれは盛り上げ役。

神事の中心は巫女だ(どこが女人禁制やねん)。

 

平城京でも神官の大半は女性だったが、

平安時代に移ると文献にあの八花弁の鏡が登場する。

発掘出土品などではなくバリバリの現役。

それは何処にといえば

伊勢神宮である。

 

伊勢神宮は至高神とされたタカミムスヒを祀神として創建され、

天皇の娘が斎王として派遣されていた。

だが、斎王に随伴した巫女たちは

最高巫女として天照大神を祀った為、

何時しか天照大神神社となり、斎王はその名代となったという。

 

天照大神が最初に登場するのは

人麻呂が日女命を天照大神と呼んだもの。

では日女命とは誰か。

一人しかいないと思うのだが・・・

 

中国の史書に日食があったと記されている年と

卑弥呼の没年と推定される年が一致している。

卑弥呼謀殺説なんてのもあるが、

それならば尚更日食にはビビったろう。

雷神と化した菅原道真の如く

神として祀り怒りを鎮めるしかないと考えたかもしれない。

神となった卑弥呼は八花弁の鏡と共に

最高巫女として巫女たちに伝承されていった・・・

てのが当方の推理である。

証拠不十分につき絶対の自信などある訳ないけど。

  

天照大神は「古事記」「日本書紀」編纂の過程で

様々な神や伝説と合体し新しい物語が作られた。

卑弥呼との連続性をうかがわせるのは

天岩戸伝説と八花弁の鏡くらいである。

 

天皇という称号を用いたのは

「古事記」「日本書紀」の編纂を命じた天武天皇。

天皇とは天に輝くという意味なので天照大神と似ている。

王たちの上に君臨する王の中の王として、

卑弥呼は初代皇帝と言えなくもないから

皇祖神としても間違いではないけど・・・

そこまでは考えてないだろうなぁ・・・

 

ミカド(帝)は北極星の意味だし、どっちやねんとなるが

皇も帝も始皇帝が自分を宇宙の中心として号したのが始まり。

天武天皇より900年も前のことだ。

日本の大君はまぁ要するに早い話が

いいトコ取りをしたんじゃなかろうか。

知らんけど

 

 

 

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