色々警戒しつつ牝馬が強かった大阪杯、と競馬BEAT
「さぁこのターフを駆け抜けるGⅠ大阪杯」
「ちょっと待ってくださいよ姐さん」
「なんやのんオッサン、顔でも悪いの?」
「顔悪いって、そもそも映ってないやないですか」
「映ってるやん、ちゃんと」
「半分やないですか」
「え、それ半分なん?」
「どう見ても半分でしょ」
「半分でも十分大きいねぇ」
「あ、竹上はんはちゃんと映ってるやないですか」
「そりゃ萌奈さん、顔小さいもん」
「そーゆー問題やないでしょ」
「COVID-19対策で距離を離すよう言われています」
「離し過ぎやろ、どこにおんねん」
「顔の大きい人とは大きい分だけ離れなあかんしや」
「んなアホな」
「オッサン、顔大きいよねぇ?萌奈さん」
「それは・・・確かに」
「ほらやっぱり」
「なんで今回だけ否定せぇへんねん」
「正直で素直な子やわ」
「姐さん、まるで・・・」
「誰が近所のオバハンやねん!」
「ゆーてませんやん、そんなこと」
「あ、オッサンちゃんと映ってるやん」
「どこがちゃんとですか」
「今日の大阪杯、誰が勝ってもおかしくないメンバーやね」
「確かにそうです」
「オッサンの買い目は?」
「クロノジェネシス本命で・・・」
「有力馬ズラリの馬単」
「何か?」
「絶対当たるわ」
てなことで杉崎美香りん姐さんの競馬BEAT。
大阪杯はGⅠ未勝利ながら一番人気のダノンキングリーが
逃げを打つという予想外の作戦に。
並びかけるジナンボーに少し距離を置いて続いたのは
クロノジェネシスとラッキーライラックの牝馬二頭。
ラスト直線、先行二頭の外に出たクロノに対し
ライラのデムーロはん、二頭の間を割ってパッシング。
クロノを振り切って凱歌を上げた。
「ラッキーライラック、ラッキーとはいえない実力やったねぇ」
「ふっふっふ、やっと顔が全部映りましたわ」
「また来週ーっ!」
「エーッ!!」
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