自信はあっても地震は要らんと競馬BEAT
「姐さん、東海ステークスが京都開催でっせ」
「十日戎は終わったのにねぇ」
「商売繁盛笹持って・・・いやちゃいまんがな」
「東海な」
「えらいまたベタな・・・」
「萌奈さんもいつもと様子が違うねぇ」
「東海ファッションちゃいまっか」
「なるほど。私なら何でも似合うと」
「思ってません」
「ほら、凄い自信やわ」
「自信あるて言うてはりませんやん」
「シャンプーのアラブ人さんは砂浜本命?」
「はい、モロッコの砂漠もダートですから自信あります」
「モロッコのたこ焼き屋さん、自信あるって」
「姐さん、砂浜やなくてスマハマでっせ」
「変態さんはヴェンジェンス?」
「幸騎手がワイと同い年で」
「あら、やっぱり変態なん?」
「そらもう同期の中で一番の・・・」
「幸騎手は決して変態やおまへん」
とか何とかで杉崎美香りん姐さんの競馬BEAT。
東海Sは須磨浜、否スマハマでもヴェンジェンスでもなく、
四番手につけたエアアルマスが
最終コーナー出口で早くも先頭に立ち、
スマとヴェンの猛追を振り切った。
「オッサン、もしかして裏で当たったん違う?」
「ハハハ、自信があったんですよ実は」
「地震は怖いねぇ」
「いや、そうやなくて」
「やっぱり天変地異の前触れやわぁ」
「その地震ちゃいますって」
「また来週ーっ!」
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