驚き桃ノ木アーモンドアイと競馬BEAT
「さぁ姐さん、今日は注目だっせ」
「そやねぇ、モアイ像を作った人はどこから来たか」
「は?」
「ポリネシア説が有力らしいけど」
「なんの話でっか」
「どう思う、モアイさん」
「それ、そんなに注目されてる話でっか」
「されてる訳ないやん」
「秋華賞だけあってスタジオも美女の皆さんが」
「私の横のオッサン、誰やろねぇ」
「なちゃあほげらばぶぎゃー」
「何ゆうてるか分からんわ」
「スタジオ飛び出したいくらい興奮してる言うてます」
「好きにしてくれたらいいけどねぇ」
「ぶげらぁちゅうな」
「モアイ語は分からんわぁ」
「さぁ、ホントに注目されてるアーモンドアイ」
「牝馬三冠達成なるか、解説の皆さんは、オオッ」
「三人さん揃って確率90%やねぇ」
「姐さんもジェンティルドンナみたいゆうてはりましたな」
てなことで杉崎美香りん姐さんの「競馬BEAT」は
アーモンドアイの勝ちっぷりに注目の秋華賞。
と思ったのだが、
ジェンティルドンナほど上手くないスタートで
中段より後方の位置取り。
まぁその内動くだろうと思ったら、
むしろ位置を下げてゆく。
解説の虚無僧・高橋氏もハラハラした
という展開だったが、
鞍上のルメール騎手は落ち着いている。
それもそのはず、直線に出たら
あれよあれよの秒殺ごぼう抜きでトップチェッカー。
相手に不足ありのランク違いな強さであった。
「強過ぎてビックリやねぇ」
「そうですなぁ、これからどこへ行くのやら」
ジェンティルドンナは秋華賞の後、JCに出走、
オルフェーブルを破って女帝への道を歩むのだが
アーモンドアイにはその先、
ジェンティルドンナ以来の
日本牝馬による海外GⅠ制覇の道もある。
何処まで行くのだろうか。
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