眞鍋さんの児童養護施設訪問記
虐待された先にある場所。
虐待された子どもたちが暮らす施設を訪ねた
ということで眞鍋かをりさんが記事を書いている。
https://www.buzzfeed.com/jp/kaworimanabe/hitogotojyanai15?
眞鍋さんがどうしても一度訪れたかったという児童養護施設。
取材したのは武蔵野市の「赤十字子供の家」。
当方も現役時代から今日まで取材したことのない分野。
民家を借りて細々と、と勝手なイメージが湧くがここは
多摩美術大との産学協同プロジェクトによりリニューアル。
すこぶる文化的である。
虐待理由で保護された子供たちは6割ほどだが、
年々増えているらしい。
理由を探らねばなるまい。
「最近の親はダメだね」では解決にならない。
労働流動化で核家族の維持さえ困難になっている
というのに
サザエさん型の古い大家族を理想として掲げても
何の意味もない。
だがそれは親の問題。
親の抱える問題を類型化し統計を取らなければ
推論は空論に終わるだろう。
「赤十字子供の家」では半数の子が
就学に合わせて家庭復帰するという。
「大丈夫か?」
という当然の疑問に踏み込んでゆく眞鍋さん。
しかし親の学習にまで取り組んでいるとは驚きだ。
引っ越ししてからというものの近所のガキ・・・いや、
お子さんのキャーキャー騒ぐ声が聞こえなくなって寂しい限り。
よく泣かされている子がいたのでちょっとどすを利かせたら、
兄貴がその子にめちゃ優しくなったり、
その子が挨拶してくれるようになったり、
楽しかったんだけど。
近所の物音が聞こえない要塞マンションもちと考え物だね。
社会全体でかかわることを妨げてる要因は
勿論、他にもあるのだけど・・・
うっかり子供に声をかけたら変な人に見られそうだし。
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