徒然なる雑草 ①
とある救急専門医の方のSNS、質問箱を設置したら
「看護師がいてよかったことは?」って、
おぇい何を今さらな質問。
答える医師も「そんなんなんぼでもあるわい」
って感じなのだけど、
質問者が看護学生ということで我に返って
「他にもたくさんある」前提でいくつか列挙していた。
患者目線で見ておっとこれはと思ったのは
「治療、検査について提案してくれた」と
「患者の訴えを聞き、寄り添ってくれた」
この二つ、無関係ではない。
血圧、体温、脈拍とかは手術直後や重篤患者の場合、
機械的にモニターされるけど、それ以外の小さな変化は
ナースにしか分からないことが多い。
入院したってドクターはたまにしか来ないしね。
当方も入院中、手術の影響か痰が酷く、
横になると気道を塞がれてしまうので上体を起こしていた。
それに気付いたナースが床ずれを心配し、
こまめに吸引してくれたのには助かった。
うちに来る往診ドクターも訪問看護のナースが
細かく記した連絡ノートを熟読した上で診察している。
比較的若いドクターと年配ナースのコンビなので
ナースの意見を聞くこともある。
きっと自分より多くの症例を見てきたからだろうけど、
これは年の功。
でも、細かいこと、小さな変化に気付くという面では
どうも経験は関係ないらしい。
今はクリニックで奮闘中のミコリンナースなどは
ピカイチの鋭さだったけど、やっと23歳だしね。
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