超ド級サプライズもあった「行きたい人応援団」
早く来いとオトンを急かしているのは
ベラルーシから来たその名もエカテリナ。
うっとビビりそうな名前だが、9歳の将棋少女だ。
前回は同じ歳の相手に負けて涙が止まらなかったり
気を取り直して雪辱したりだったけど、
今回は竜王戦が行われる竜王の間へ。
琵琶湖もスケートリンクも関係ない。
将棋の頂上決戦の間である。
どうぞどうぞと勧められるままに着座したが、
永世竜王・羽生善治氏の席はオトンの方。
えっ、それはあかんがなと席替えエカテリナ。
しかも、その部屋にそのまま宿泊もできてしまった。
留守の間にお邪魔してます羽生さん。
なんて言いつつ将棋会館を訪れていたら
オオッと目がテンのオトン
身を乗り出すエカテリナちゃん、
ついでにスタジオの面々も
眞鍋かをりさんは勿論、全員絶叫。
番組始まって以来のサプライズじゃなかろうか。
現れたのは羽生善治竜王その人である。
羽生さんから直々に
詰め将棋を教えてもらったエカテリナちゃん、
これは一生の思い出になるだろう。
一方、和紙製作の勉強にやってきたのは
イタリアの版画家、アンドレア氏。
イタリアンなアーティストなのである。
なもんで紙漉きの達人がオッサンではなく御夫人と見るや
「お美しい奥方でんな」
娘さんが現れると
「お美しい娘さんにお会いできて光栄」
横に小さいのを見つけると「君は誰かな?」
「君も美しい」
誰でもええんかい、
なんて突っ込んではいけないのだ。
だが、紙漉きの技術は難しく、一朝一夕にはいかない。
それに何より道具がない。
自家製のそれは竹ひごが手に入らないのでナイロンを使用。
隙間が広すぎて薄い和紙が作れない。
という事で竹ひごの翁の元を訪ねる。
翁の簾桁は竹ひごの間隔が0.41㎜。
翁の指導がまた優しく、細やかだ。
アンドレア氏、亡くなった御祖父様を思い出してしまったらしい。
道具に合わせて切れるよう、
翁がわざわざ作ってくれた簾をもらったアンドレア氏。
「遠い異文化の地と思っていたけど、
今は故郷のように感じる」
この感想、結構重い。
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