肌が粟立つ衝撃の桜花賞、と競馬BEAT
「さぁオッサン、名残桜の下、桜花賞やね」
「わてもオッサンでっけど、ようけオッサンいてまっせ」
「確かにそうやねぇ・・・あら?」
「なんや知らんオッサンいてはるわ」
「顔の大きいオッサンでんな」
「顔大きいってお前に言われとうないわ」
「確かにそうやけど、誰?」
「のぶ?」
「女の子のレースになんでワシがゲストじゃ」
「何しに来たん?」
「知らんわ、横山ルリカちゃん呼べ」
「さぁ絵面が持たないので萌奈さん入ってもろたよ」
「なんか、変態君が馬券を当てたらしいんですけど」
「それにしては嬉しそうやないねぇ」
「喜び方忘れたんちゃいまっか」
「なんで人に渡すねん」
「綺麗な人に弱いんやねぇ」
てなことでの競馬BEATだが、解説陣が
ラッキーライラックの勝率8~9割と予想する中、
シャンプーハットの二人はアーモンドアイ。
杉崎美香りん姐さんが「ジェンティルドンナのように」
と期待する馬。
https://ameblo.jp/mikasugisaki/entry-12366664363.html?frm_src=favoritemail
あの爆発力は侮りがたく、ターボが炸裂したら
もはや何物をも寄せ付けなさそう・・・・と思っていたら
その通り、否、それ以上の鳥肌を禁じ得ない結果となった。
スタートよく飛び出して好位に落ち着いたライラックに対し、
外枠のアーモンドは後ろから二頭目。
ん?とは思ったものの馬群はそれほど縦長ではなく、
この距離なら届く、の予想通り、
最終コーナーで大外に出たアーモンド、
ここでターボパワー全開。
「馬が自分で走った」とルメールジョッキーが言うように、
手綱を持ったままなのに
他を寄せつけぬ超速で秒殺パッシングだ。
オークスでのジェンティルドンナを彷彿とさせる
圧倒的な、しかもレコード勝利である。
「モロッコの漁師さん、10万円勝負当てはったわ」
「はい、これで明石のタコをお腹いっぱい食べたいです」
「お腹壊さんようにね」
「ライラックも理想的なレース運びやったんですけど」
「力でねじ伏せたゆう感じやったね」
「今年のGⅠ戦線で大輪の花を咲かせるか」
「楽しみやね」
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