突然ですが・・・三原舞依選手のこと
師走である。しかし、師匠ではないので走る必要はない。
なので年内にどうしても書いておきたいこと、
三原舞依選手について書いておこう。
フィギュアスケートについてこのブログで書くのは超久しぶり
ん?10年ぶり?まぁいいや。
先の全日本選手権でのこのシーン
ぎゅっと胸を締め付けられてしまったし。
オリンピックの切符は「たった2枚」などと言うけれど、
世界選手権で舞依さんが驚異の10人抜きによって
もぎ取ってきたのが2枚目。
そのチケットを自分のものにできなかったのだから
そりゃ悔しいに決まってる。
昨年のスケートアメリカでいきなり3位に入った時は驚いた。
ジュニア時代も特に騒がれた選手ではなかったし、
どこから湧いて出てきたんだって感じ。
だが、フロックでなかったことが証明されてくると
世間もようやく彼女に目を向け始める。
三原舞依とは何者なのか?
最後の出場となったジュニア世界選手権では
原因不明の難病に侵されていたこと、
ネーベルホルントロフィーに優勝し
GPシリーズ出場権を自力で勝ち取ったこと等々…
当方の周りでも小さなファンクラブができた。
自分も難病だからという人もいる。
当方は三原舞依選手の流麗な演技、
特にそのさりげないしなやかさに
はっとさせられることが少なくない。
彼女が持つフリーでの日本女子最高得点は
今も破られてはいない。
しかしそれは彼女自身も破れなかったということ。
それもあって総合の自己ベスト218.27も更新できなかった。
理由は知る由もないが、控えめな言葉の裏に
充分な練習ができなかった事情がうかがえる。
持病が完治していないのか、と心配にもなる。
だが、大学生になる来年も、
負けないひたむきな姿を見せてくれると期待したい。
しなやかに、そして流麗に。
あ、今季最終戦に四大陸選手権が残ってるんだっけ?
がんばれ!
| 固定リンク