気合いと根性と怪物と呪いの天皇賞と競馬BEAT
「今日のWIN5はエライことになりそうやねぇ」
「確かにあっちもこっちも荒れてますな」
「橋本マナミさんはいつものノースリーブに戻らはったのにねぇ」
「盛り上がってまーす」
「何所が盛り上がってるんやろねぇ」
「工事現場ちゃいまっせ姐さん、春の天皇賞だっせ」
てなことでの「競馬BEAT」は屋外特設ブースからの中継。
キタサンブラックとサトノダイヤモンド、
2強対決が注目されてはいるものの
里の宝石は3200mは初めてだし、
はまれば凄いかもしれないけど
実績のあるキタサンに比べるとう~んってとこか。
はまるかどうかのデータもないし。
「今日こそ当てたいとこやねぇモアイさん」
「シュヴァルグランとキタサンの馬単で行きま」
「さすが南海の怪物らしい一点勝負やねぇ」
「モアイ像にも意地が・・・え!怪物って?」
「レーススタートでーす」
スタートしてみたら予想通りヤマカツライデンの逃げ
しかしこれが距離を無視したかのようなハイペース。
ヤマカツが息絶えても後続はそうはいかない。
根性とスタミナのラスト直線、
2番手をキープしていたキタサンが自然とトップに出て
ペースを落とさず走り切った。
さすがに最後はバテていたらしいが
これをパッシングしようとすればさらなるパワーがいる。
あの展開では無理だろう。
「姐さん、遂に当てましたよ」
「南海の呪いやねぇ」
「キタサン推しの橋本マナミさんも」
「さすがノースリーブやねぇ」
「・・・姐さん、『呪い』って・・・」
「また来週ーっ!」
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