知らなった日英海苔つながりの「行きたい人応援団」
「最近のことだったんだね」という眞鍋かをりさんに思わず
「そうでんなぁ」と相槌を打った「ニッポン行きたい人応援団」
何がって日本の海苔養殖の話。
子供の頃から海苔を巻いたおにぎりと
海苔の佃煮は弁当の必須アイテムだったし、
ずっと昔からあるものだと思っていた。
いや、あることはあったのだ。
だが生産が安定せず高級品だったのだとか。
それに革命をもたらしたのがドリュー・ベーカー
というイギリスのオバハ・・・博士が1949年に発表した論文。
熊本大学に贈られたその論文を元に
養殖技術が確立したのは1953年というから新しい。
「知らなかった」と眞鍋さんだが、当方も全く知らなんだ。
てなことで番組が招待したのはイギリスのオバハン
ではなく恋人にフラれたばかりのオッサン、ファーガス氏。
「ブラックペーパー」などと毛嫌いせず、
イギリスで焼き海苔を作っている変わり種。
早速熊本に直行するのだが、
ドリュー博士のレリーフ入り記念碑があって
ドリュー祭りなんてのが行われているとは
これまた知らなんだ。
だが、ファーガス氏にも知らないことがあった。
案内してくれた漁協の爺さんが実は技術顧問。
海苔養殖技術研究チームの一員だったのだ。
御健在で何よりである。
さて、次に向かった出雲市の十六島海苔は
かろうじて知っていた。
2時間サスペンスドラマのラストシーン
みたいな場所で収穫するのである。
波にさらわれたら一巻の終わりだ。
だが、波の下の平坦な岩場は
「えっ、これ全部海苔なの?」
と、眞鍋さんも驚く宝の山。
いやぁ命がけですなぁとファーガス氏。
まぁ実際はとても明快なイギリス英語だったけど。
しかし、収穫した海苔を直接すのこに張り付けるのを見て
自分の海苔にパリッと感がない理由に気付く。
さすがである。
その御褒美って訳じゃないが
高級寿司店で雲丹の軍艦巻きを・・・
かなり大袈裟だけど見事なコメントに
「いい表現」と食リポ経験も豊富な眞鍋さんのお墨付き。
失恋の痛手がちょっとでも癒されたら何より。
てなことで今夜も「行きたい人応援団」
我が生まれ故郷、兵庫県にアメリカ人が来るそうだ。
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