烏帽子もいいけど海の幸もねと「行きたい人応援団」
さては今週は「行きたい人応援団」お休み
ということで先週のおさらいなど。
日本の中世の衣装が好きというアメリカのオッサン、
中でも烏帽子とはまたピンポイントな。
でも当方も、三角帽子から二角帽、円筒帽という
18~19世紀欧州の帽子の変遷に興味を持ったことがある
ってことであながち分からなくもない。
てことでアンクル・エリオット、
自前の衣装で長岡市の米百俵祭りに参加。
衣装のクオリティが高いと特別に参加が許可された
・・・ってのは招待したテレ東の粋な計らい。
エリオット氏の登場でにわかに雨が上がって青空に。
晴れオッサン・・・じゃなくて晴れ男だとえらい人気ですがな。
オオッ、いいポジション貰っているではないかと
スタジオの眞鍋かをりさんも大喜びのお祭り参加だ。
以仁王の側近って役回りだったらしい。
さて、肝心の烏帽子つくり。
数少ない職人を尋ねて富山に行くと
その軽さに驚くエリオット氏、「素材は何ですか?」
そうまでいうなら教えてしんぜようと案内された先にあったのは
「エーッ!」と驚いたのはスタジオの眞鍋さんたちだが、
オッサンも心中「な、なんと」と思ったに違いない。
100~150年前の古書。
薄く丈夫な和紙なので最適なのだ。
これを糊で張り合わせ、独特な表面のシボを付けるのだが
「え!手でやってるの?」と眞鍋さん。
錐の先で一つずつ紙に皺を寄せてゆくのだ。
やってみるかと勧められたエリオット氏、
「穴を開けてしまいそうです」
いやいや、錐の先は丸めてあるし大丈夫だよ
と職人さんは言うのだが・・・
「既に二つ穴を開けてしまいました」って
どやねんそれ。
不器用とは言わないが、ま、飲みなはれということで
「富山はお魚おいしいんだよなぁ~」と羨む眞鍋さんを尻目に
富山といえば鰤だっせ、いやいや、甘海老にのどぐろもおま
と高級料亭並みの大盤振る舞い。
羨ましいぜ。
そして、いかにもって感じで
絵本から飛び出してきたような鵜匠の親方と御面会。
長良川の鵜匠は国家公務員で世襲制とは知らなんだ。
その烏帽子は一枚の麻布を巻いて作る風折烏帽子。
てことで本物の鵜飼を船上から間近で見る幸運。
ワシも岸からしか見たことないっちゅうに・・・
オッサンが鮎を食ったか否かは定かではない。
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