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2016年9月 7日 (水)

和弓と「行きたい人応援団」先走り

 

さて、明日放送の「ニッポン行きたい人応援団」

先週もさわりが放送されたポーランドの弓道女性。

弓なんて世界中どこにでもあるだろう・・・ってのは

当たっているようで当たっていない。

伝統的な技術で作られた弓矢による競技が

広く行われているのはほぼ日本だけではなかろうか。

 

馬上弓術でユーラシアを西から東まで席巻したモンゴル帝国だが

軍事機密とされたその弓の製法は

一時期、継承が完全に途絶えた。

ロビン・フッドは架空の人物だが

これは実在した黒太子エドワードの長弓隊。

だが、一本の木から削り出して作るロングボウは

今やアーチェリーにとって代わられている。

アーチェリーの弓は現代科学技術の産物。

伝統的な長弓とは程遠い。

 

ヨーロッパの騎士は槍と剣で戦い

弓矢は下級兵士や農民兵の武器だったが

日本では武士の主戦兵器。

一騎打ちの際もまずは馬上弓術で戦い、

決着がつかない時に太刀を抜いた。

それでも決着がつかない時は「この上は組まん」

とか言って取っ組み合いをしたのである。

 

戦国期、農民兵の密集隊形が合戦の主体になると

弓矢より鉄砲がメインになる。

射程、命中精度、発射速度のいずれでも

和弓は火縄銃に勝るが、それは名人が放つ場合。

名人は数が限られるし

農民兵を訓練するとなると手間も時間も半端ない。

 

滑腔銃身から球弾を飛ばすだけの鉄砲は

撃つ度に弾丸の回転が変わるので

いくら修行を積んだとて精度には限界がある。

しかし農民をかき集めた兵でも

数日あれば使い方をマスターできるという訳だ。

 

てなことで件のポーランド女性、

一番驚くのは和弓の製法ではないかと予想する。

何しろこれほど大きく上下非対称の弓は世界に例がなく、

似たものすらない。

製法も極めて特殊なので、反応が楽しみである。

 

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