二度あることは三度目の正直を覆すと天皇賞
「さぁいよいよ春の天皇賞ですわ、兄さん」
「まぁまぁの天気やね」
「心は暗雲垂れ込めてま」
「そらまたなんで」
「『競馬BEAT+』でゴールドアクターに間違いないて」
「まぁあの時は確かに言うたよ」
「二度あることは三度あるて言いますし」
「なんのこっちゃ」
「桜花賞と皐月賞は衝撃の結果やったって」
「杉崎美香りん姐さんが言うてた?」
「言うてました」
「ホンマや!」
http://ameblo.jp/mikasugisaki/page-3.html#main
「そんなこともあるかと思て僕も・・・」
「エーッ!アドマイヤデウス?」
「ふっふっふ・・・」
「『三度目の正直をあなたに』て言いきったのに?」
「今日のゴールドアクターを見たらちょっと・・・」
「鈴木由希子師匠も『こらあかん』て言うたはりましたね」
てなことでのっけから波乱含みの気配が漂った春の天皇賞。
ゴールドアクターが消えたらシュヴァルグラン?
いや意表を突いてフェイムゲーム・・・意表を突く程じゃないな。
ならば昨年3着のカレンミロティックはどや。
「調子良さそう」ってレポートがあった・・・けど、
来そうにないな・・・
なんて思っていたらなんのなんのである。
スタートしてもまだ暴れているゴールドアクターに対し
マイペースでゆっくり先頭を行くキタサンブラック。
シュヴァルグランはいい位置につけて
そつなくインを回るいい感じの試合運び。
でも、経験の差なのか
キタサンのペースに乗せられてしまったような。
そこに飛び出してきたのがカレンミロティック。
一度はリードを奪い悲願達成と思われたのだが・・・
これがまぁセンチの差でトップを逃す
惜し過ぎる決着となった。
「カレンミロティック惜しかったですね兄さん」
「8歳馬やけどね」
「オッサンなめたらあきませんねぇ」
「13番人気やったのに」
「アドマイヤデウス惜しくなかったですねぇ」
「放っといてくれる?」
「二度あることは三度あるということで」
「ではまた来週」
「エーッ!」
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