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2016年3月 1日 (火)

お隣の国も見ておこうと近現代ヒストリーツアー

 

マジカルヒストリーツアーも放送では今週で最終回となる。

収録が始まってから出産、産休となった眞鍋かをりさん

妊娠判明が早かったからか無事につつがなく完走した。

やったね

とはいえ二週遅れている当ブログ的には最終回はまだ先。

今回は近現代の朝鮮だ。

 

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「これまで見てきたのは江戸時代くらいまでだったね」

と眞鍋さんだが、それから現代までがこの国にとって

一番の激動期かもしれない。

 

地理的にも時期的にも

上から下から右から左からやってきた列強が

鉢合わせするポジションだったことは日本と同じだが

清と冊封関係だったことが違う。

それも、たまにしか使節が来なかった琉球などより

ずっと密である。

 

西欧諸国に対する鎖国も日本より徹底していて、

お蔭で胡椒が入ってこなくなったからと

対馬藩から唐辛子を代わりに輸入したら

キムチが唐辛子味になっちまったってくらいだ。

 

005

    

だが、そんなことも言っていられない。

宗主国の清まで列強に頭が上がらない御時世だ。

日本に協力を仰いで改革しようとする派と

清との冊封関係こそ大事の二派に国論が二分する。

日本は開花政策に協力していたのだが、

壬午事変によって清が巻き返し、

李鴻章に派遣された袁世凱が牛耳ることとなる。

 

開化派も態勢挽回を図って甲申事変を起こすが

清軍の介入によって失敗。

そこまでやるか的大弾圧で開化派は虐殺される。

日本が朝鮮の植民地化を決意する前の出来事であり

当時の開化派が日本の傀儡だったとは思えないが

現在の韓国はどう評価しているのか

不明にして確認していない。

 

甲午農民戦争、つまり東学党の乱が起こると

事態はまた変わる。

天津条約に基き清と日本が派兵、

日清戦争へと発展してゆくのである。

 

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「この頃から中国だけじゃなく

日本や西欧の影響を強く受けるようになったんだ」

そうでんねん眞鍋はん、清との冊封関係を解消すると

今度はロシア帝国が南下してくるんですわ

「今度はロシアかぁ」

 

014
  

日露戦争に勝った日本は朝鮮を保護国に、

さらには併合することになるのだが、

かつて開化派の人々との間にあった

相互理解や友情は影を潜め、上から目線になってゆく。

 

勝ったといっても日本にとっては総力戦だが

ロシア帝国にとっては局地戦。

ロシア軍の司令官が後のジューコフの様に

狡猾な智略と消耗戦を厭わぬ非道さを持った将軍だったら

どうなったか分からない。

それでなくとも日本軍は物資も兵の命も消耗し過ぎていた。

客観的な教訓を直視せず有頂天になっていたとしか思えない。

 

朝鮮で起こった独立運動はいずれも失敗に終わるが

その後の日本統治時代は意外に穏やかだった。

台湾の方が賑やかだったかもしれない。

だが、第二次大戦が始まると

朝鮮も総力戦に巻き込まれてゆく。

当時、日本の人口は8千万人。

「一億火の玉」「一億玉砕」の「一億」とは

朝鮮、台湾を含んだ人口である。

 

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「明洞って日本人居住区だったんだ」

今や観光スポットの意外な過去に驚く眞鍋さん。

「でも、朝鮮の人たちにとっては苦難の時代だったんだね」

 

第二次大戦後も苦難は続く。

北はソ連軍大尉だったオッサン、

南は大日本帝国陸軍将校だったオッサンが

それぞれ独裁体制を敷く。

民主主義もなく共和制でもなく

人民を虐げる王朝政治なのに

「民主主義人民共和国」ってどーよ。

ギャグにしても笑えない。

 

だが、東学運動や三・一独立運動の様に

名もなき人々が立ち上がる伝統は生きていて

少なくとも南の軍事独裁政権は倒れた。

国家破産でIMFの管理下に入った時期に外資が流入、

大企業、銀行のほとんどが外国株主に多数を取られるなど

問題は多いが北はもっと酷い。

 

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「ドイツは統一されたのに

朝鮮半島はまだ分断が続いてるんだね」

「日本にも影響のあることだし

平和的に解決してくれたらいいね」

 

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