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2015年12月19日 (土)

産業革命の課題は今も続くとヒストリーツアー

 

さぁどんどん行こう

眞鍋かをりさんのマジカルヒストリーツアー。

愛(まな)ベイビーはきっと毎日見てる眞鍋スマイル。

 

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でもテーマが「産業革命と社会問題」となると

今日的課題と直結するので、立場によって捉え方も様々だろう。

 

産業革命といえば蒸気機関などの発明による

機械制大工業の始まりでしょう。

 

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眞鍋リーダーの指摘通りだが、

これはいいやと思っても投資には資金がいる。

イギリスは奴隷貿易や植民地経営で

しこたま儲けていたので金はある。

生産性の向上で農村に人は余っている。

過剰人口が別に職を持てば消費も拡大する。

 

てことで大規模投資と大規模雇用が

大量生産と大量消費を実現した。

就業時間が決まっているので生活スタイルも変わった。

 

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「オンとオフって今じゃ当たり前のことが

この時始まったんだね」

 

だがそこに矛盾がある。

大量消費には購買力が向上しなくてはならない。

でも、低賃金で購買力を減らした方が目先の利益には有利。

少しずつ改善はされてゆくし、今もそれは同じなのだが

規制のなかった時代は

子供や女性を15時間、16時間と酷使し

平均寿命20歳以下なんてデータもあるくらいだった。

 

生産と消費(需要と供給)は

「神の見えざる手」によってバランスする、なんてのが

恐慌の発生によって妄想であることが判明すると

では何故うまくいかないのか?

古典派経済学の限界を突破せんとしたのが「資本論」である。

当時のイギリス労働者の状況は

第一巻第8章「労働日」に詳しい。

生産と消費の基本的メカニズムは第二巻第三編

「社会的総資本の再生産と流通」で解明している。

 

マルクスは第一巻を発表後、膨大な未完成原稿を残して没し

二巻、三巻は未完成原稿を後継者がまとめたものだが、

未完成であることに変わりはない。

そのせいかその後、トンデモ社会主義論がゾロゾロ。

生産の社会化=国有化と短絡し、

五か年計画とか策定しても

「売れる当てはあんのか?」って話。

生産は計画できても消費は計画できないから、

いくら計画的に生産しても売れるものは売れるし

売れないものは売れないのである。

 

古い理論の限界を突破する試みは

まだまだ終わっていない(永久に続く)。

 

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てなことで次回へ続く。

 

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