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2015年12月23日 (水)

光と影のUSA100年史とヒストリーツアー

 

001

 

ということで、ってどういうことかよく分からないのだが

マジカルヒストリーツアーはアメリカ合衆国の発展だ。

 

003

 

独立から100年で領土3.4倍、人口14.3倍

おいおいなんやねんそれと

ビックリの眞鍋かをりリーダー。

 

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おまけに100年ちょっとで

「世界一の工業国になっちゃうんだよね」

 

しかしそこには光と影がある。

てことでまずは開拓と原住民の苦悩。

元々「お邪魔しまっせ」と

現地の人々に断りを入れて移住してきた訳ではないし、

自由だ平等だも自分達の内輪だけのルール。

移住自体が侵略だった。

 

「開拓」した土地はワシらのもんだ文句あるかと

元々住んでいた人々を荒地に移住させ、

逆らう原住民は問答無用で攻撃した。

つい半世紀ほど前までは開拓精神をアメリカ的美徳とし、

襲ってくるインディアンを虫けらのように撃ち殺して

スカッとするぜが西部劇の定番だった。

 

転機となったのはラルフ・ネルソン監督の

「ソルジャーブルー」(1970年公開)であろう。

サンドクリークでのシャイアン族大虐殺を

真正面から取り上げた問題作で、これ以降、

西部開拓史自体が大きな変更を余儀なくされた。

 

そういや「ラストサムライ」のトム・クルーズも

原住民虐殺の経験をトラウマとして持つ将校

という設定だったね。

 

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「『開拓』と言ったって、

現地の人たちにとっては侵略だよね」

 

おっしゃる通りですわ眞鍋さん。

歴史は常に双方向、三方向、四方向から

複眼的に見なあかんのですわ。

 

そんなアメリカで白人同士のいさかいが起こる。

工業化が進む北部と南部農業地帯の利害対立。

南北戦争である。

乗馬と射撃に慣れた古き良き(?)アメリカと

鉄道と電信を駆使し、新兵器を続々送り込む新しいアメリカ。

 

先込め単発ライフルと青銅製滑腔砲で始まった当初は

手慣れた南軍が優勢だったが

北軍にはシャープス、スペンサー、ヘンリーらが新型を提供

先込め式から後装式、連発式へと進化し、

触発信管付き榴弾と鋳鉄製ライフル砲が現れると

古い戦術は意味をなさなくなる。

ゲティスバーグでのピケットの突撃はその象徴

(ライフル砲の砲撃を浴びた時点で中止すべきだった)。

 

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さぁ北部の勝利でこれで黒人奴隷も解放

・・・といきたいところだったのだが

差別と偏見の壁は厚く、キング牧師って

南北戦争から100年後の偉人ではないか。

 

でも西部開拓史の見直しは1970年以降だから

もっと遅い。

しかし、歴史のベクトルが

何を正義と指し示しているかは明らかだ。

 

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工業化をさらに進めたアメリカは

キューバ、ハワイ、フィリピンにも手を伸ばす。

「独立に手を貸すと見せかけて支配するんですね」

と眞鍋さん。

アメリカンインペリアリズムの到来である。

 

カリフォルニア、テキサス、コロラドなどは

メキシコから奪ったものだが

それはまた次回。

 

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