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2015年10月 5日 (月)

歴史は終わりの始まりの連続とマジカルヒストリーツアー

 

001

 

さて、この回から座ることになった

マジカルヒストリーツアーの眞鍋かをりさん。

お腹が大きくなってきた頃だね。

だからって訳じゃないがテーマは

大きくなったムガル帝国の繁栄と衰退。

 

ムガルとはモンゴルのこと、と聞いて

「あっそうなんだ」って眞鍋さんだけど

知ってたんじゃないかな?

当ブログでも「マネー」のゲストが安倍総理は

モンゴルやインドなど旧帝国を訪問しているとか、

だからどうしたって発言をした時に触れたことがある。

ムガル帝国はモンゴル帝国の末裔による征服王朝だ。

 

番組に出てきた歴代皇帝の肖像画、

三代アクバル帝まではいかにもモンゴル人ぽいのに

段々インド人風になってゆくのが興味深い。

 

014

 

それはともかくのマジカルヒストリーツアー。

マンサブダールは天皇が与える官位、

シャーギール制は将軍が定める封建秩序

と和風に訳して考えたら分かりやすいか。

 

だがそれより、イスラム帝国以来の

イスラム教徒にならなくてもいい税を廃止し

インド固有の宗教、文化を取り入れたことが特徴。

 

025

 

「アクバルさん、太っ腹」と眞鍋さん。

「だから宗教や文化が共存する豊かな国になったんだね」

 

だが、土地所有と農業に依存した封建制、

土地の分割が終了すると頭打ちに。

徳川幕府みたいに外様の細分化と取り潰しで

中央権力を強化…って訳にもいかない。

なんせ少数支配の征服王朝なので宗教と民族の壁がある。

おまけにムスリムにならなくてもいい税を復活させたので

反乱と独立の動きが活発化する。

 

041

 

「そうかぁ、絶頂期が衰退の始まりだったんだね」 

歴史の弁証法である。

 

そこにつけ込んだのがイギリス。

対立を煽ってつぶし合いをさせ、漁夫の利を得る。

あらっと気づいたら東インド会社が統治機構になっていた。

セポイの乱として知られる反乱も起こるがこの失敗により

遂に名実ともにムガルは滅亡となる。

 

植民地となったインドだが、

見かけの繁栄にもかかわらず利益は全て英国に。

ひとことで言って搾取と収奪の支配。

 

051

 

「インドの人にとってはたまらなかったろうね」

眞鍋さんの表情も曇る。 

 

大英帝国の支配が百年と聞いて

「百年も」と驚く眞鍋さんだけど、

オスマン帝国やムガルなど他の帝国と比べて

帝国支配としては短い。

 

差別と抑圧による帝国主義支配の

これもまた、終わりの始まりだったのである。

 

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