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2015年9月10日 (木)

豪雨被害は心配だけどのヒストリーツアーは西アジアの絶頂期

 

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さてはてマジカルヒストリーツアーの眞鍋かをりリーダー

これは早い時期に収録されたらしく

お腹のまなベイビーもほとんど目立たない。

テーマは発展する西アジアだが、当ブログ、

千年帝国の回や十字軍の回で先走ってしまったようで

それはそれでまとめてカバーしてまっせが今回。

 

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てなことでやはり語らぬ訳にはいかない

砂漠のライオン、アイユーブ朝エジプトのサラディン。

ライバルとされるライオンハート=リチャード一世は

ものによって英雄視されたりボロカスだったり様々だが

サラディンを悪く語るものはいない。

 

最近チラ見した映画(タイトル失念)のラストでも

主役の騎士が降伏を申し出るのだが

「ええよ」と頷くサラディンに「信じていいか」と問い直す。

するとサラディン役の俳優は顔色一つ変えずに答えるのだ

「アイアムサラディン」

何で英語やねん・・・はともかく

「ワシを誰やと思うとんねん。あのサラディンやど」

ってことである。

そやったと愚問を引っ込めた騎士は

多数の民間人と共に無事に帰郷するのであった。

 

捕虜を人質にして身代金を取ることは

当時からお互いやり合っていたのだが

サラディンはそれをしなかった。

 

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「カッコいい人だったんだね」と眞鍋さんも感心。

そのサラディンの元、カイロは大いに栄えるのだが、

サラディン自身はクルドの族長であってアラブ人ではない。

 

民族より部族の価値観は今でも強いが

民族主義が芽生えるのは20世紀に入ってからのように思う。

その辺はアラビアのロレンスの回想録にも見て取れる。

 

そのロレンスにアラブ人の「砂漠の反乱」を起こされたのは

退潮著しい末期のオスマン帝国だが

全盛期の勢いたるやとんでもなかったのである。

あれを御覧と指差す彼方はざっとこんなもん。

まさにグローバルエンパイアである。

 

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だが、150年間帝国の支配下にあった

ハンガリーやルーマニアはちっともイスラム化していない。

オスマン帝国は宗教には寛容だったのである。

実は、コンスタンティノープルの城壁を壊した巨大大砲も

設計したのはハンガリーの技師だったとか。

 

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も一つ実はイスタンブールも

コンスタンティノープルと言われたり

イスタンブールと言われたり

どっちでもええやん状態が長く続き、

イスタンブールに統一しまひょと決めたのは

「えーっ」と眞鍋さんも驚く20世紀に入ってから。

寛容なのか大雑把なのかよう分からん。

 

最後はサファヴィー朝ペルシャの帝都イスファハーン。

自慢じゃないが

数年前の高校講座がサファヴィー朝の

統治スタイルについてやってるのを見るまで

当方的にはぽっかり空いた穴だった。

 

西洋史は西欧目線になりやすい。

西欧と国境を接していないサファヴィー朝は

西欧目線では副次的になりやすいのだ。

 

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「世界の半分」とまで謳われた

その繁栄ぶりには眞鍋さんも驚くばかり。

 

 

と来たところで北関東の洪水被害、

夜になるのでくれぐれも無理をせず

救助をお待ちいただきたい。

東北方面はこれから豪雨が激しくなりそうなので

予断を許さない状況である。

 

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