ひょっとして本物か?女帝後継馬候補のきさらぎ賞
「姐さん、目ぇ丸うしてる場合ちゃいまっせ」
「何ゆうとん。目丸くしてる場合やんかいさ、見てへんかった?」
「いや、ずっと隣にいてましたけど」
「ほな、あんたも目ぇ丸うしなはれ、きさらぎ賞」
てな感じ・・・では例によってなかったけど
「競馬BEAT」杉崎美香りん姐さんも目を丸くした
今日のきさらぎ賞。
なんたってほとんど20年近くなかった牝馬の出走
勝てば51年ぶりのルージュバック。
こいつが凄い!
2歳新馬で上がり32.8sec.をたたき出した超速だ。
やっぱ女帝=ジェンティルドンナの去ったターフは寂しい。
無敵神話を築く本命は、パワーは怪物なのだが
ボサッとしてて隙の多いハープスターより
こっちじゃないかって期待がある。
人気集中で馬券的には面白くないが、なのに
レースが近づくとさらに人気が集まったのは
その期待値ではないか。
レースは8頭立て。言い訳の利かない力勝負だ。
ポルトドートウィユの武豊騎手、じりじりとポジションを上げ、
最終コーナーでここだとルージュバックに並んだのだが
来ましたねとルージュ鞍上、戸崎騎手がGOサインを出せば
並走すること約8秒で
ルージュバックのエンジンがターボ過給域に到達。
ちょっと古いターボの感触を覚えている人なら
おぉコレだよって感じのパワー炸裂で一気に引き離した。
まぁほとんど鞭を入れずにあれだから
さすがの武さんでもお手上げの加速力。
ひょっとして本物?
「さぁ、気を取り直したところで来週も大変やねぇ」
「そうですわ姐さん、ここでやってしまいますか」
「見たいような見たくないような」
いや、見たいでしょうってことで
京都記念では復帰のキズナとハープスターの対決だ。
キズナは病休明けの試運転ってとこだろうが
竪琴星には女帝の後継者争いもかかってるぞ。
といっても、気にしてないだろうなぁ・・・・
ボサッとしてるし。
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