栄光に幕を閉じた女帝と混乱の予感のJC
オーッと驚く麒麟・川島君
「いつか爆発するとは思っていたが、まさかここでくるとは」
オールスター集結のドリームゲームとなった今年のJC、
伏兵エピファネイアがまさかのぶっちぎり勝利だ。
エピファネイアが伏兵ってどーよだが、
それほど実績馬が揃っていた。
「馬場がパンパンだったらまた変わっていてかも」
と杉崎美香りん姐さんだが、
確かに一昨年のJCと同タイムで、あの時、
女帝・ジェンティルドンナは上がり32.8秒
超速でオルフェーヴルに競り勝った。
やや湿気を含んだ馬場が明暗を分けたかもしれないが、
それは時の運だ。
「競馬BEAT」MCに就任して最初のレースが
ジェンティルドンナが勝ったシンザン記念。
女王へと上り詰める姿を見守ってきただけに
思い入れもひとしお。
ってことでJC三連覇に挑む女帝を訪ねて栗東へ。
陣営へのインタビューを終えたら当人に御挨拶。
女帝にも姐さんの気持ちが伝わったのか
姐さんの手から人参をぼりぼり。
レースは4着に終わったものの
牝馬三冠獲得馬はその後GⅠで勝てない
というジンクスを覆し、史上初のJC連覇。
日本産牝馬として初のドバイ制覇など
歴史を作ってきた名馬だ。
事実上、これがラストランとなるのだろうが
長く記憶に留まるだろう。
さて、終始かかり気味だったエピファネイア
あの爆発ぶりはなんだろう?
さすがに最後尾はダメと
位置取りを変えたハープスターも追いつかず5着。
スピルバーグは3着に入ってこれは本物か。
これから来る混戦のネタが増えたレースだった。