筋肉もあれば知恵もある眞鍋さんの知恵泉
毎度って感じだが実は初登場の眞鍋かをりさんは「チエイズ」
といっても知恵伊豆(老中・松平伊豆守)ではなく知恵泉と書く
お召の理由は、ネット時代の発信力ってことらしい。
コツとかおまへんかの問いに眞鍋さん
カッコつけてたら見切られるって、
眞鍋さん、カッコつけたことあったっけ?
番組のテーマ、宮武外骨は
カッコつけるどころではなかったらしい。
オッサンが発行していた滑稽新聞に
蒸気船ならぬ笑汽船の文字を見つけた眞鍋さん、
「これ書いてやろうとかすごい楽しかったでしょうね」
だが、ことの発端は
オッサンが明治憲法をパロって書いた一文が
不敬罪に問われてぶち込まれたこと。
「おかしいではないか」
これでオッサンのスタンスが決まった訳である。
侵略すること火の如し、の風林火山みたいに
侵略がいいことだった時代もある。
いけないことになったのは
人権と民主主義の国際的広がりが
民族自決権を正当とみなす様になったからだ。
ファシズムの台頭やナンチャラ原理主義みたいに
反動はあるだろうが、大きく見るならば
この流れは変わらないだろう。
宮武はんは既にそれを見抜いていたのだ。
なんたってオッサン、キレてしまったし。
時代背景を考えたら叩く相手には困らなかったろう。
だが、オッサンは体を張って実践し、
こんなこと言ってきたからこんな風にしたら
こんなことしやがったと、再び御用となる。
ってことで
眞鍋さんの前に供されたのは「もっそう飯」。
なんやねんそれと聞かれると
モッサイ感じだから素朴な飯かと眞鍋さん。
だが「惜しくない」
獄中飯をもじってパーティー参加者に配ったのだか。
パーティーには今でいう最高裁判事もいたらしいから
「そりゃ怖くないわ」と眞鍋さん。
ファンが多かったのは
時流に流されない批判精神を持ちながら
大上段振りかぶって正論を説くウザい存在ではなく、
笑い飛ばす風刺精神を持っていたからだろう。
眞鍋さんが「風を読む力」といったのは
人々に受け入れられる表現方法という意味だ。
人権と民主主義の流れに逆らい、
女性や子供、老人、病人や障害者、貧乏人など
勝てそうな相手を「本音」と称して見下し、
強い者にすり寄るガキ大将の取り巻きみたいな輩が
偉そうにまかり通る世の中だけに
よく学ばないといけないね。
この「知恵泉」、眞鍋さんは次週も出演だ。
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