ネ申を追ったJRA60年史と眞鍋さん
局は違うが「競馬BEAT」に続いて放送されたのが
「馬と日本とワシ」・・・違う・・・「ウマとニッポンと私」
JRA60周年記念番組だ。
ということでこちらには眞鍋かをりさん。
馬券は買わないまでも学生時代に予想はしていて
ズバズバ当たっていたそうだが、社会人になって
馬券を買うようになると煩悩が邪魔をするのか
当たらなくなってしまったとか。だが、
「そろそろ一発当てたい」と野心は消えていない。
60年を振り返るとなるとまず出てくるのは
当然、この馬、シンザン、すなわち「神賛」
ネ申である。
何故神とまで讃えられるのか、
それが良く分かるのがラストランとなった有馬記念。
打倒シンザンを掲げて秘策を練り、荒れたインに誘い込めと
ライバル・ミハルカスはわざと内を空けて外に出たのだが・・・
「来たっ!」
後方、さらに外側から聞こえてきた蹄の音に
ミハルカス鞍上の加賀騎手は思った・・・と
シンザンが世を去った時の特別番組で氏は語っている。
「行くよ」とシンザンが言って(ホンマかいっ!)
インではなく超大外の塀際からパッシングしたのだ。
今と違って馬場と観客席が近かったので、
外ラチぎりぎりを走るシンザンの姿はTVカメラに映らなかった。
「シンザンが消えた」と言われる由縁だが
人間の考えた策略などいとも簡単に粉砕してしまう
人智を超えた馬・・・・ネ申なのである。
ネ申の引退から実に19年間、三冠馬は現れなかったのだが、
眞鍋さんが生まれた80年以降は続々と名馬が現れる。
ってことで眞鍋さんが手にしているのはオグリ馬形。
街中、何処のゲームセンターに行っても
クレーンゲームにこれがあって
「私も取りました」と眞鍋さん。
ハイセーコーブームからオグリキャップへと
時代が進むにつれて競馬場には家族連れや
カップルが参集する様になる。
オルフェーヴルを見に来たってガ・・・お子様もいたなぁ。
でもって歴史に残るといえば
ディープインパクトと武豊騎手だ。
「武豊さん、ある時点から全然変わりませんね」
VTRを見ての眞鍋さん、仰る通り!
当方もかねてより思っていた、
オッサン、歳食わへんがな。
ディープは記憶に新しいのでごちゃごちゃ言うこたぁないが、
シンザンに匹敵する馬はこいつだけだと個人的には思う。
でも超えたかといわれると・・・・
策を練る隙も与えずに勝ちまくってしまったし
見せ場を作る余裕を持てよってことで
ネ申にはならないかな。
なんちゃって。
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