さあっ!元気だしていつも通りに行こうぜと
「たかじんNOマネー」はニュースを疑え経済編。

久し振りに復帰の岸博幸さんに初登場の上念司氏、
常連の三橋貴明氏と噛み合うのかどうなのかの面々がゲスト。
始めはアベノミクスで景気は上がってんのかほんまにの話。
一般人が実感を感じるまで時間がかかる。
「景気回復とはこういうものだ」とは言うけれど、
結局、給料下がりっ放しだった構造改革時代の先例もあるし。

当事者だった岸さんも
アメリカの中流層の所得が下がっている例を出す
。
当時と違って日銀がアクセル踏みっ放しで
貨幣供給量を2倍に増やすと上念さんは言うけれど、
アメリカは確か3倍にしたんじゃなかったっけ?
雇用政策に触れたところで
正規非正規に関わらず同一労働同一賃金にしろ
という岸さんと正規雇用を増やせの三橋さん。
やっぱりの火花バチバチ。

これは消費増税で景気は中折れするのか
というテーマにもつながっていて、
直後は落ち込むけどすぐ回復するという岸さんと
まぁまぁ同調の上念氏、
増収にならんと断固反対の三橋さんという構図。
5.5超円の財政出動するから大丈夫さ
的なこと言ってた上念さんだけど、
ではその財政出動ってどんなんだとなると

アリャリャ、こんなのダメダメと上念さん含めて批判続出。
「皆さんのお話聴いてると中折れするとしか思えない」
仰る通りの国際弁護士。
公共事業費が使い切れずに余ってる
と須田慎一郎さんが指摘すると
価格が低過ぎて儲からないからだと三橋さん。
余った分は給付に回せとは上念さん。
そんなこと言ってる内に、なんで今消費増税だと
風向き変わってきた上念氏、
「増収になってからでもいいではないか」
対する岸さんは

決まっちまったもんはしょうがないと
さすが元経産官僚。
だぶついたマネーが株だ為替だと投機に廻ってる内は空景気。
減税だけで投資できるか、
継続的な景気回復の見通しがなければ賃金も上げられない
というなら政府主導の産業政策が必要なんじゃないのかねぇ。

スマホでガラケーはなくなるかとなると
国際弁護士以外は「んなことあるかい」。
スマホでも三日位充電要らないのもあるぞ、
片手で操作するやり方だってあると
国際弁護士熱弁。
ならばこれはどうだと黒田はん、
両手でスマホの眞鍋かをりさんに
「夫婦だとしよう」
「例えばね」

「やらしてくれよ」
独身の癖に夫婦芝居懇願の黒田はん。
何が言いたいのかといえば
絶対浮気がばれないやり方がガラケーにはあるぞという話。
え~と、特に詳しい解説はしないでおこう。
「心配は心配」と眞鍋さんが言ってた
靖国問題の経済への影響。
「中国人の何割がそんなこと知ってるんだ」
と黒田はんが言う通り、中国が国家政策で
アレするなこれやめろと言わない限り影響は出ない。
でも、政権運営には影響が出ると岸さん。
アメリカ、ロシア、EU、台湾など
あちこちに飛び火してしまったのは想定外だったろう。
中韓は子供だと世界は思ってたのに
これでどっちもどっち、
子供同士のケンカになってしまったと岸さん。

慰霊の気持ちは人それぞれ。
あれはこうしろとかこれはケシカランとは言わないが、
国立墓苑は要らない、それが靖国だという
上念さんの意見にだけは賛同しない。
戦争犠牲者が全て祀られている訳じゃなし、
軍が管理していた軍組織の一部なので
旧軍の価値観で合祀の対象を選別している。
なので空襲や原爆の犠牲者など民間人は祀られていない。
国民共通の慰霊施設にはならないし、
「そうだと思え」と強制するのは違法だ。
当家は先の大戦で父方母方合わせて七人の戦死者を出し、
生きて帰って来たのは一人だけ。
それも終戦から7年後のことだ。
墓参りは欠かさなかったが靖国には一度も参拝していない。
民間人は勿論、麾化部隊まで放り出し、
真っ先に逃亡した軍司令部をその目で見たせいか、
軍に祀って頂こうなど露ほども思っていなかったようである。
慰霊の在り方ははそれぞれの心の問題なのである。

ところで眞鍋さんが口走ったBBAって何?
それに乗っかった皆さんの発言が全部ピー音だったので、
ま、あまり追求しない方がイイのかな?