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2013年8月12日 (月)

眞鍋さんも今的視点の戦争を考えるSP

 

終戦記念日とお盆が同じ時期といのは

なんというかの巡り合わせだといつも思う。

終戦企画物をあらかじめ作っておくと休みが取りやすい

という身内の都合もありつつ、

鎮魂の時期にふさわしい企画でもあると感じる。

 

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これもその一つ池上彰さんの「戦争を考えるSP」

戦後第二世代の眞鍋かをりさんに、

おおっ!八千草薫さんではないか。

御歳八十歳を超えられて、なんとまぁるく円熟したお姿か。

 

小さく二段見出しに過ぎない「長崎に新型爆弾」

つまり原爆投下の記事、被害は軽いなんて本記だから

当時の読者は重大性に気付かなかったろう、との会話に

「何も聞こえてきませんでしたよ」

穏やかに語る八千草さんだが、その六年後、

核を扱った世界で最初の作品と言われる

「原爆の子」に出演されている。

含意は深いのである。

 

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一方眞鍋さんは時代の先端をゆく人らしい発想。

撃ちてしやまんと米英国旗を踏みつけるポスターに

「日本でも国旗を踏みつけることやってたんですね」

とは多分、中韓の反日デモを想起したのか。

 

それいけ戦争だ一辺倒の報道ぶりに

「他に情報がないから信じちゃいますよね」

というのも、今のネット社会と比較しての発言だろう。

 

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翼賛報道になんのメリットがあるのか疑問の眞鍋さんだが、

意外にも政府から強制されたというより

不買運動など一般からの圧力が大きかったらしい。

勿論、政府支持の世論しか許されない背景もあったろうし、

国民がダメとも言い切れない。

なんたって

 

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「ぜいたくは敵だ」の大看板に落書きの一字を加え

「ぜいたくは素敵だ」

なんて洒落たことやった奴がいたらしいのだが、

特高が犯人を捜しまわったという。

捕まっていたら凄い暴力と拷問をやられただろう。

 

最近でも政府批判を「反日」とかいう変な人たちがいる。

国家(政府)=国とはファシズムの思想である。

反対意見が出てこない、黙って下を向いてる

みたいな状況こそ民主主義の危機だ。

 

学生時代、自治委員が議案を持って

討論しようとする事がよくあったが、

意見が出ないので採決するだけ。

これはイカンと当方が挙手して反対意見を述べたら、

それをきっかけに黙ってた連中も発言しだした。

 

なんだお前はと後で自治会から文句を言われたが、

それは自治委員が疑問に答えられなかったからで、

キチンと納得ゆく説明ができていたらまとまったはずである。

「民主主義は実践されて初めて民主主義になる」

とは誰の説だったか忘れたけど。

 

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眞鍋さんはどう感じたのかな?

 

ちなみに「原爆の子」はCSの終戦企画で

先日、初めて視ることができた。

米政府が欧州での上映に圧力をかけたと言われるが、

「原爆病」として放射線障害が描かれているからだろうか?

全然平気だった人もたくさんおられるではあろうが

「死人に口なし」では慰霊にも鎮魂にもなるまい。

 

 

 

世間の党派とか派閥とか何も知らないガキの頃、

学校内で個人的に反戦運動を始めた当方。

たまたま入った大学の教学理念が「平和と民主主義」で、

就職して最初に任された企画がたまたま終戦記念日特集。

結局10年近く続けることになるのだが、

せっかく「たまたま」が後押ししてくれたのだし

あまり長い人生にはなりそうにないが、

最後まで貫いてみようかと思う。

ひとつくらい何かあった方が、

さっぱり訳の分からん奴だったと言われるより

いくらかましであろう。

 

 

*:眞鍋さん、会話中に腕組みするとムッとするオッサンが

  たまにいるので気をつけて下さいね。

  当方、ムッとされてからやらないようにしています。

 

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眞鍋かをり・テレビ(報道・情報3)」カテゴリの記事

コメント

大阪は毎日毎日暑くてかないませんね。
芸能人の方は、お盆だからお休み!なんて習慣は無いんですかね?

投稿: MNB33 | 2013年8月13日 (火) 08:30

「大物」司会者の方は代役立ててかなり長期の休暇を取っておられますけどね。眞鍋さんでも特番で一息くらいはつけるんじゃないでしょうか。

投稿: KenNagara | 2013年8月13日 (火) 09:48

いい番組だと私は思いました。

ハルノートの過酷さ、意図的でなかった宣戦布告の遅れ、そして最強・日系人部隊。
この点にも言及した番組を初めて見ました。

戦時報道への問題提起と共に、自虐史観的報道への問題提起もされている、チャレンジングな番組だったかと思います。

眞鍋さんは様々なポリシーの番組に出演して大いに勉強しつつ、右だ左だに凝り固まることなく、素直で柔軟な姿勢のままでいます。

私もその姿勢を見習って、Nagaraさんのご意見も勉強させて頂きたいと思っております。

今日は68回目の終戦記念日ですね。黙祷。

投稿: 洵之介 | 2013年8月15日 (木) 12:52

二世部隊がモンテカッシーノの戦いに参加していたことは知りませんでした。損耗率の異常な高さは黒人部隊と似ていて、なんとなく釈然としないものも感じます。
 

             
当方が接した方の中には200人以上殺したと漏らした方(機関銃兵として激戦地を渡り歩いた方なので驚くことではありませんが、言い難そうでした)、命令で女子供まで殺した方もおられます。
 
              
  
事実は厳粛なものであり、生き残った者や後世の者が自分の都合や想像で美化したり貶めたりするものではないと考えています。

投稿: KenNagara | 2013年8月15日 (木) 14:24

第二次世界大戦中の黒人部隊について
ネットで調べても「きつい後方支援をさせられた」等しか見つからず、損耗率に言及したものが見つかりません。
日系人部隊同様に、勇敢に戦っていたのでしょうか。

民間人を殺してしまう戦争は、絶対に避けたい。
そのために何が必要なのか、ですね。

『事実は厳粛なもの』―その通りですね。
報道は事実を伝えて欲しいものです。
そしてそれを見極める目を養いたいものです。

眞鍋さんのおかげで、ヒントをくれる番組、先生達を知ることが出来ました。貴方もその一人です。

またいろいろ教えてください。

投稿: 洵之介 | 2013年8月15日 (木) 18:10

陸軍第322航空隊(P47装備の戦闘機隊)と第92歩兵師団(バッファロー師団)です。322の活躍は最近、知られるようになりましたが92師団については・・・・

ってことで09年公開の映画「セントアンナの奇跡」が個人的なお薦めです。史実をベースにしたフィクションですが、誰に対しても公平な目線を貫いた良心的作品。セントアンナの大虐殺に敢えて「奇跡」と銘打ったところが肝でしょうか。黒人監督だけあって、白人の師団司令官が損害ばかりが多過ぎると上層部になじられるシーンもあります。
  
現実は悲惨ですが、ラストに爽やかな感動も用意されています(ウルウルきまっせ)。

投稿: KenNagara | 2013年8月16日 (金) 10:49

お返事有難うございます。

教えて頂いた陸軍第322航空隊と第92歩兵師団(バッファロー師団)についてネットで調べたのですが、具体的なイメージを掴めるような情報が見つからないんですよね・・・

その中で、「日系人部隊が終戦間際に第92歩兵師団に配属されて黒人部隊と共闘した」という記述↓が見つかりましたが、やはり何か複雑な関係だったようで詳述は見当たりません。
非常に興味があるところですが。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC100%E6%AD%A9%E5%85%B5%E5%A4%A7%E9%9A%8A#cite_ref-15

まあ「人種がどうだから…というのは無い。自分のルーツに誇りを持て」というのを確認したいだけなんですけど。

「セントアンナの奇跡」を見るのが一番のようですので、見たら感想を書きますね。

投稿: 洵之介 | 2013年8月17日 (土) 11:17

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