再戦あるのかスプリントエースと稲妻の激突
ロードカナロアとショウナンマイティの参戦で
俄然風雲急を告げた安田記念。
やっぱこの二頭は凄かった。
赫々たる戦歴を誇る世界のスプリンターと
上がり上等ラスト200mの速さなら無敵、漆黒の稲妻。
それに比べるとマイルの本職組は
ちょっと線が細いというか凄味に欠ける。
「今回は難しい・・・いつもやけど」の寛平兄さん
カレンブラックヒルと本命推し。
でも他の皆さんはロードカナロアと
ショウナンマイティに分かれた「競馬BEAT」のスタジオ。
マイティの艶やかな馬体に感心しきりの杉崎美香りん姐さんに
川島アナも「強そう」。
実際に強かった。
スプリントエースは難なく折り合いをつけ、機を見て抜け出す
距離が延びても何ら変わらぬいつもの戦法。
ショウナンマイティも後方からいつも通り、とはちょっと違って
最後尾ではなかったので馬群からなかなか抜けられない。
外に出したと思ったら前が詰まりを繰り返すこと二度三度。
やっと大外に出て前が空いた時には
200mの標識をとうに過ぎていた。
だが、ここから黒き稲妻一閃!
瞬時に7~8頭をパッシングしてロードカナロアに迫った。
それを感じ取ったカナロア騎乗の岩田はん、
最後まで気が抜けなかったというが、あの重量級の巨体だし、
蹄の音は聞こえていたろうなぁ。
上がり最速32.8sec!
残り200m過ぎてもフル加速出来なかったのに
これで二走連続の32秒台。
首差で首位を守ったカナロアもあっぱれだが、黒い稲妻が
あと10m早く炸裂していたらどうなったか分からない。
この二頭、これからどうするのだろう?
オルフェーヴルのいないマイルに来たらカナロアが邪魔しに来て
なんでやねんとか思っているだろうかマイティ陣営。
スプリントに戻っても勝てるカナロア、
敢えて稲妻との再戦を選択するのか。
どちらかが避けるのか、それとも再度激突するのか。
刮目せねばなるまい。
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