「とくダネ!」が福島の甲状腺検査を報道
一週間前の当ブログ記事で予告した
福島県の子供たちの甲状腺検査の件、
今日の「とくダネ!」で放送された。
取材にあたった伊藤隼也さん、ツイッターで
松崎医師のインタビューが取れなかったことを
残念がっておられたが、確かに聴きたかった気はする。
だが、福島県立医大の山下俊一氏、
何で一言も答えず逃げるように立ち去るのだろう?
尋ねなければ詳しい内容が分からない
なんて誰の為の検査か分からないし、
権利としてのセカンドオピニオンを阻害するかのような
変な文書、送りつける意味も不明だ。
実際に再検査が受けられなかった人がいるのだから
真意ではないというならその旨もう一通送るべきだろう。
コメンテーターの中川翔子さんにはかなりショックだったようで
オフィシャルブログに思いを吐露されておられる。
だが、最新の発表によると、甲状腺の異常は
35.3%から44%に跳ね上がっているという。
この数字をどう見るかは冷静な判断が必要だが
必要なことは伊藤さんが協調しておられたように情報開示。
条件付きであろうと過去にデータがあるなら公表すべきだ。
疫学検査が悪だと言ってる訳ではない。
だが、子供たちの健康を守ることが優先だ。
差別につながるかのような意見もあったが、
「偏見は無知から生まれる」のである。
全てをつまびらかにすれば、万が一の場合、
全力で支援することをためらう人間がいるとは思えない。
差別や偏見は既にある。
多くの方々が心を傷付けられている。
そういうのは一刻も早く失くしたいと思う。
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