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2012年3月19日 (月)

成長戦略とエネルギー政策のリンク、邪魔をしてるのは・・・「みんなで考える日本のエネルギー」

 

途中で邪魔が入ったり不都合が起こって

全編ゆっくり観られなかった

「日本の選択 みんなで考える日本のエネルギー」

やっとゆっくり観直すことができた。
 

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多岐なテーマをまとめなければならないので

白熱した議論というより個々の立場から

それぞれの意見を述べるにとどまる感じ。

それはそれでやむを得ないのだが、

その個々の発言がイマイチ理解しにくい部分があって

お前がバカなのだと言われたらそれまでだが

字幕とかで分かりやすい説明を加えて欲しかった気もする。

 

夏の電力は足りるのか、電気料金はどうなるのか、

という点について梶山恵司富士通総研主任研究員が

経産省試算の問題点を指摘していたが、これについては

科学ジャーナリスト・塩谷喜雄氏の記事(↓)が参考になる

http://www.fsight.jp/article/11249?ar=1&page=0,0&ar=1

 

東電が情報開示しないので、この記事は

停止中の原発にかかるコストが不明のまま語っているが

原発を止めたのに入ってくる金が一緒なので

利益が26倍になった日本原電の例がある。

 

夏が終わると冬の方が大変だと言い、

冬が終わると夏が大変だという。

この冬、原発が供給した電力は全体の数%に過ぎない。

その数%が停止したら10%足りなくなる?

数%しか供給しなくても余裕があったのに?
 

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納得しにくい話だが、最後のまとめで

眞鍋かをりさんが言っていたように

正確なデータの開示が必要である。

 

面白かったのは経団連副会長でもある

コマツの坂根正弘取締役会長だ。

成長戦略の中にエネルギー政策を位置づけるのは

まさにその通りだと思う。

ただ、その為の策がプルサーマルというのは発想が古過ぎる。

英米はプルサーマルなんかとっくに棄てて

水素核融合の実験炉を既に完成している。

 

ところが、コマツでも太陽光発電の部品を作ってるそうで、

投資に見合う需要が確保される仕組みができれば、

意外に乗り気みたいなのである。

だったら新規参入が可能な電力自由化を

望んでしかるべきと思うが、経産省と電力会社の

癒着を知ってるので言えないのであろうか?

 

ジャック・アタリというオッサンが、原発を巡る

日本の排他的慣れ合い構造を批判していたが、

正に当りである。

投資と成長のチャンスを奪っているのは脱原発ではなく、

排他的既得権益構造ではなかろうか?

 

ミドリムシオイルには米資本が参入しているというし、

芋博士の芋発電も初期の実験段階からプラント建設へ

一歩、先へ進んでいる。

東電出身の蓮池透さんは、電力会社は

こうした新エネルギーを「潰してきた」と明言したが

出席者が全員一致するエネルギーの多様化や

成長戦略の足枷こそ、これである。

 

自然エネルギーの専門家はいたのに

代替エネルギーの代表者がいなかったのは

ちょっと片手落ちだったかな?

 

眞鍋さんにとっては朝飯前、というより

物足りないくらいのお仕事だったかもしれないね。

 

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