色々分かる今の中国論争は一回に収まらず~たかじんNOマネー
どうやら日本にいるらしいやしきたかじんさん。
「中国迷ー1グランプリ」と題した今日の「たかじんNOマネー」
日本国籍の石平拓殖大客員教授にジャーナリストの周来友氏、
タレントの王雪丹さんを加えての大激論。
しかし、、中国は「中国」という単一イメージで括り難い。
多民族国家だからという以上に、
漢民族自体が甚だしい個人主義でまとまりがなく、
まとまりがないのが特徴みたいなもんなので
十把一絡げに「これが中国」とは言い難い。
どこの国にも善人悪人その他色々あって当たり前なのだが、
中国ほどバラバラではない。
たかじんさん「国外逃亡はしていない」という眞鍋さんだが
「国外逃亡ってどーよ」の突っ込みも受けつつ、
今日も短パンにニーハイブーツ、
笑顔と笑いに机の下美脚もしっかり決めて、
これこそ眞鍋さん的にスタートだ。
最初のエントリーはバブル崩壊。
崩壊は既に始まっていると思うけど、
統制されているようでされていないバラバラ中国
膨大な犠牲を払いつつ生き残る者もいる。
パイが大きいので日本としては
生き残りを相手にすれば影響を小さくできそう。
崩壊してもらっては困る諸外国が
様子を見ながら損しないように投資をしていけば、
壊滅的な大恐慌にはならないような気がする。
気がするだけだけど。
中国嫌いのたかじんさんはいないけど青山繁晴さんがいるし、
周来友さんの声が大きい(その割に何言ってるかよう分からん)
ので、言葉が交錯。
眞鍋さんも大変そうだけど、
須田慎一郎さんが適時笑いを取ってくれるので大助かり。
エントリー二つ目は著しい軍拡。
エネルギー輸入国になったタイミングで軍拡が始まった
と、岸博幸さんが指摘すれば
誰も攻めてこないのに軍事費が3.5倍になったと青山さん。
「どこの国でも軍の暴走はある」って、周さん、
暴走されたら困りまっせ。
ここで石平さん、中国には
人民解放軍を統制する法律がないのだと重大な指摘。
日中合意無視のガス田開発も尖閣諸島への野心も、
軍が勝手にやっていると青山さん。
「軍だけ太っていいのか」
「危機意識は持ち続けないと危ないぞという話ですね」
時間がないので眞鍋さんのまとめ。
政府と軍の間でさえバラバラ中国が顔を出しているとは
ヤレヤレ困ったもんである。
「半分が偽物なんですか!?」
石平さんの指摘に笑うしかない眞鍋さん。
商標権を登録しとけば儲かるかもと
投機感覚で商標権が使われているらしい。
発展途上は模倣から始まると、
一定の理解を示す須田さんだけど、
法治主義ができていないことが問題だと
バラバラ中国の根本を指摘だ。
その気になれば世界一になれる日本の大企業、
つい最近までフェラーリやポルシェのチョロQ
にしか見えない車も作っていた。
性能は良かったのに、
あのデザインはちょっと恥ずかしかったなぁ。
GT-Rみたいにカッコ良くなくても独自のデザインだったなら、
ユーノスロードスターみたいに世界的ヒット商品になり、
逆に真似されたりしたかもしれない。
ってことは、いつまでも模倣していたら
真似っ子乞食になりかねないということか。
惜しかったねMR2。
これは眞鍋さんもよく知らなかった
メコン川上流でのダム建設。
水利権を握る中国の思惑は何処にあるのか?
中国に物が言えるのは今のところ流石のベトナムだけ。
憲法に米独立宣言を引用してるこの国、
「社会主義国」の括りで中国と同列視してはいけない。
「国際ルール的なものできないんですか?」
眞鍋さんの質問だが、
国際的に見ても手付かずの分野らしい。
「インドともめたら条約作らないといけない」
周さんが言えば青山さん
「将来、インドとの関係を睨んだ予行演習だ」
「日本にできる事は?」
再び眞鍋さんの質問に須田さんは
中国への依存度を減らす方向に経済協力することが重要
と指摘した。
おかしい事はおかしいと言えばいい
という青山さんの指摘に
「おかしいよ」と言ってしまった周さん。
だが、「放送できないから止めて」という
王雪丹さんの制止を振り切っての大激論は
鬼門の人権問題。
さぁどうなるかは次週に持ち越しである。
下手に妥協したら国に帰れないかもしれないし、
眞鍋さんも無理にまとめない方が良さそうな雰囲気だが
取り敢えず次週を待とう。