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2011年12月11日 (日)

想定内の女川と「想定外」の福島第一

 

今次震災と原発事故について

決して「想定外」だったのではなく、

想定されていたけど無視した結果であること、

過去の国会審議の回顧とか

調査報告書の開示で明らかになっているが

今日の「大地震発掘」(NHK教育)で、

またまたナルホド的事実を知った。

 

福島第一より震源に近い女川原発が

地震にも津波にも持ち堪えた理由は何だったのか?

当ブログ上で幾度か提示してきた疑問だったのだが

1200年前の貞観地震を想定し、

自ら地質調査を行って対策していたからだったらしい。

東北電力、なんでもっと自慢しないのか?

東電に気を遣ってるのか?

 

1200年前に大津波が東北を襲った事実は

地質調査という研究手法で20年も前に発見されていたことだ。

だが、開発の邪魔になる、余計なことをするなと

目先の儲けしか考えない愚かな人々の嫌がらせや妨害に遭い、

日本での研究継続を断念せざるを得なくなったという。

注目したのは東北電力だけだったのだから、

取り敢えずエライではないか。

 

東電に対しても貞観地震の調査をもとに、

幾度も警告が行われていた。

東電自身もこれを基に独自の試算を行い、

今次震災とほぼ同規模の津波を想定していた。

だが、政府と東電は安上がりに済む想定を意図的に選択し、

「効率」を優先したのだ。

目先の利益しか考えない愚かな選択である。

 

福島第一の5、6号機が持ち堪えたのは、

後付けで設置した空冷式発電機のお陰だった。

空冷の方が安い、水を供給しなくていいから高い所に設置できる

金をかけずに取り敢えずやりましたと体裁を繕った感じだが、

皮肉なことに、役に立ったのはコレだけだった。

 

全電源喪失など考慮しなくてよい、

などと胸を張れるものでなかったことは、

通常用電源と非常用電源が並んで設置されていたことでも明らか。

アメリカから買った図面通りに作る為に30mの台地を

わざわざ削って建設したのが福島第一。

地震や津波対策を考えていたら、

あんなバカなことはしなかったろう。

 

この期に及んでなお、「想定外」を連発している

東電の報告書は実に馬鹿げている。

 

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