天馬空を行くが如し
唐の時代、なんとかいうオッサンが
長旅の末バクトリアのギリシャ人都市に辿り着き、
そこで見出したアラブ馬の立派な体躯に惚れこみ、
これなら北方騎馬民族に対抗できると持ち帰ったという。
「アッラ-が一握りの南風より作りいだせしもの」
アラブ人がそう語り、
イギリス人が品種改良によって生み出した
サラブレッドの起源でもある。
昨日、JRA-VANの中央競馬回顧録に登場した眞鍋かをりさん
放送部時代にアナウンスの練習をしたかどうかは知らないけど、
アナウンサー志望だったこともある眞鍋さん。
アナウンサー以上に口をしっかり動かして話すのが特徴的。
馬券を買わない当方だが、
蹄が地を蹴るどどどという地響きと
長い脚を前後に伸ばして疾走する馬の姿は大好きである。
100haの土地と100億の金があったら
自分で飼いたいくらいだ。
だから、走る馬の映像はいくら見ても飽きない。
ガキの頃は馬の絵ばかり描いていた。
優美にして華麗、生ける芸術の如し。
そこに眞鍋さんの映像がインサートされているのだから
それだけで大満足。
眞鍋さん、昨日が仕事納めだったらしい。
なんでしゃがんでるのかは定かでないが、
今年最後の収録に向かう姿。
ニーハイソみたいなニーハイブーツ。
随分柔らかいレザーみたいだ。
ニーハイブーツはナポレオン時代、
ダヴィッドの絵画に見た記憶があるから歴史は古い。
当然ながら乗馬用と思われる。
なんだかんだの馬つながり。
オッサンが持ち帰ったアラブ馬を見た中国人は、
その美しさと速さを「天馬」と讃えたという。
眞鍋さんの天馬空を行く活躍、
期待しよう。
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