今年最後の「たかじんNOマネーGOLD」は、
当ブログも予想した通り、橋本新大阪市長の登場だ。
(通常枠の方は再放送だったので、省略)
確かに見かけ上、「既成勢力」全てに勝った格好だが
維新の会の議員は元々自民の人たちなので、
個々にしがらみを持つ人もいるだろう。
すり寄ってくる者あればそうもいかない者もありかもしれないし、
勢い任せといかなくなった時の舵取りに注目だ。
極めて品のないネガキャンが行われた同時選。
「特定の組織、団体がネタ元」と断定する須田慎一郎さん。
この日の須田さんの発言は全て関連していたように思える。
現業部門の人事にメスを入れることへの心配など、
ここに深く関与する組織、団体を想定して言ったと見る。
ネガキャンの黒幕もそこらあたりにいそうである。
普通に公募される採用試験とは別枠で、
それぞれの部署で採用されるケースが多いというが
橋本市長、採用経緯を報告するよう既に指示しているそうである。
「やりたいやりたい」って眞鍋さん、
軽~いノリで手を挙げたのは公選制にするという区長。
「どうですか、この中から一人」と
眞鍋さんが見渡したところで「あんたやれよ」と無茶ぶり。
さらりと笑いでかわした眞鍋さんだ。
他方、大阪市で特に多い生活保護受給者。
リーマンショック以降の派遣労働者大量解雇が
現役世代の受給者を大量に生み出したことが原因。
本来、「オートマティックに」認められるようなものではなく、
なかなか認めてもらえない為に
独居老人の孤独死や自殺が後を絶たなかったもの。
ところが最近では、親の実家、それも
大きな二世帯住宅で暮らす若夫婦が受給者だったり
(親元で暮らしているというだけで資格はなくなるはず)
暴力団がしのぎの手段として悪用していたりする。
「雇用対策は国の仕事だが、
不正受給者をなくすのは自治体の仕事」とする橋本氏。
だが、「本当に必要な人は全力でサポートする」とするあたり、
過激な発言を誇張されることを警戒しているのかそつがない。
「これからもやったことをホームページで公開するんですか」
眞鍋さんの問いにホームページにとどまらず、
テレビカメラも入れてフルオープンにすると橋本市長。
根回しなんてしないとか。
153億円の絵画を集めながら入れ物ができていない
美術館建設計画も白紙。
「造るなら一級品。節約して造ってもダメ」
そこでたかじんさん、
「絵もいいけどコンサートホールを」
と持論を展開すると眞鍋さん、
「美術館はガラガラのとこどうですか、タワーみたいなの」
「それ(WTC)僕が(知事時代に)買ったとこじゃないですか」
アリャマ、「ガラガラ」なんて言って(ホントだけど)、
こりゃしまった眞鍋さん。
「今、訴えられてて大変なんですよ」
96億円の賠償請求訴訟を起こされてるそうだが、
行政の長が買い物に失敗するたびに訴えられてたら
他にも訴えられそうな奴たくさんいそうだ、と思ったら
「自治体の首長は失敗したら訴えられます。
でも、総理、大臣、官僚は訴えられない。
だからいい加減なことができる」
切り返しも忘れない橋本氏。
橋本総理待望論はきっぱり否定したものの、
少なくとも失言は決してしない点、
歴代総理の誰よりも上であろう。
まぁ、WTCは解体するしかないね。
元々大阪市の持ち物だったことだし。
え?眞鍋さんにハニートラップ指令?
なんじゃそら。
北の将軍様死去を受けてのものだが、
将軍様の死去が発表されたのは19日。
橋本さんを迎えての収録は17日。
この部分は急遽別録りして差し込んだはずだが、
橋本さん以外全員揃い、皆さん衣装も同じ。
これぞホントのミッションインポッシブル!?
米主導のTPPや中国主導のASEANプラス3より
日本主導の東アジアサミットの方が参加国が多い。
そう指摘する青山繁晴さん。
これをベースに新たな経済圏を提案。
そこにハニートラップに訴えてでも中国を参加させ、
北朝鮮への裏支援を止めさせようという案だ。
これには出席者全員が「可能」と判定。
「不可能と言ったらハニートラップの人に失礼」
と大谷昭宏さん。
ミッション達成に「自信ありますから」と、
眞鍋さん、ハニースマイル。
ただし、ハニートラップのくだりは
青山さんの案ではない(当たり前だ)。
水道橋博士さんの国会地方巡業案とかも面白かったのだけど、
疲れてきたのでここは眞鍋さんからのミッション、
「草食男子肉食化計画」。
筋トレし、自衛隊で訓練して鍛えろとな。
肉食系ってそういう意味?
自衛隊はどうか知らないが、
軍隊みたいな男社会は鍋、釜も多いと聞く。
筋トレしなくてもスケベはスケベってことで、
たかじんさん、自分が子どもの頃は、
今思えば大したことないことでも反応したぞとピー音発言。
「今の若いもんは想像力が足りん!」
新聞小説の挿絵で想像したと青山さんが言えば、
話は脱線しまくりにとっ散らかってしまった。
まぁ、こーゆー息抜きもないとね。
「中途半端はやらんっ!」というたかじんさんに
「まだまだ行きますか」と眞鍋さんも応じて
次回は来年、1月7日だ。