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2011年9月25日 (日)

対立軸のはっきりしない時代にぼんやりと

 

「眞鍋かをりの富士総合火力演習初体験ルポ」

が掲載されているWiLL11月号だが、寄稿している

三橋貴明氏も自身のブログで触れておられる。

どうやら連載を始めるらしい。

 

それはともかく、ブログの中で同氏は

保守の定義が分からんと語っておられる。

全く同感である。

日本の歴史や文化、伝統を守ると言うなら

それに反対する勢力っているのかって話になる。

 

左右対立時代には左の方が

「対米従属」と保守を批判してたくらい。

お前らこそソ連、中国に従属してるではないか

と言っても、これらの国々の支配政党と仲が悪く

「自主独立」を唱えてた左もいたからややこしい。

 

中ソ批判で最も尖っていたのが共産党だったので、

北方領土問題でも

サンフランシスコ講和条約の一部廃棄などと

保守顔負けの尖った主張をした。

北朝鮮とも仲の良かった社会党は解党し、

多くは元自民党とひっついて民主党にいる。

 

では民主党は左なのかというと、

東電救済や原発再開などの動きを見るとそうとも言えない。

では財界言いなりかというと税制や円高対策などを見る限り

これまたそうとも言えない。

じゃあ一体、誰の味方なのかと考えるに、

財務省や経産省の官僚の味方という感じだ。

 

官僚頼みの大臣と労組のお陰で当選した政治家が

国会に集まっていたのでは官僚社会は無風状態だ。

左右対立の古い枠組みを超えないと解決できない。

 

今の世の中、震災や原発の被害に対して

「欲しがりません勝つまでは」などと唱える人はいない。

誰もが最大多数の最大幸福的な考えを持っていて、

それが正しい在り方だと思っている。

イデオロギーに頼らずとも

何が正しいのかの結論は見えているように思う。

 

 

ということで、って訳でもないが、

今日の「そこまで言って委員会」は官僚批判オンパレードだった。

注目したのは勝谷誠彦さんが防衛省の調達について触れたこと。

やっと言ってくれる人が現れたかという感じ。

元防衛官僚の爺さんは「予算を消化することしか考えてないから

費用対効果なんてどうでもいいのだ」なんて答えていたが、

4兆5千億円に国会のメスがほとんど入らないのは問題だ。

 

アメリカの議会なら装備品の単価などで激しい議論がある。

だが日本では、立派な装備を国産で開発したのはいいが

「高いから」と数が揃わず、揃わない内に

調達自体が終わってしまった全くの無駄遣いもある。

 

数が揃わなければただのお飾り。

必要がないなら最初から買わなければいいし、

必要なものなら単価を下げる方策を考えて

数を揃える工夫をしなくてはいけない。

「開発しました」で終わっていたら

産業界の食い物にされただけではないか。

 

防衛産業へのサイバー攻撃があったが、

防衛省の広報に尋ねると「答えられない」

としか返事のないことが、

業界関係の情報誌には秘密でも何でもなく

当たり前に書いてあったりする。

 

現役時代の話、

「週刊Aがスクープを打ってるがどうなってるんだ」

と訊かれて

「あれは業界紙で何度も活字になってることで

スクープじゃないですよ」

と答えたら、

「Aがスクープと言ってるのだからお前も書け」

なんて言われ、白けたことがあった。

 

大体、機密情報の入ったパソコンを

ネットに接続してること自体どうかしてる。

産業界に国防を担う意識があるとは思えない。

 

質量ともに揃ってるのは海自くらい。

陸自など、予算相応の装備が揃っているとは

諸外国と比べても絶対に言えない。

勝谷さんあたりに切り込んで欲しいものである。

 

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