のびのび眞鍋さんと爆笑日中比較~たかじんNOマネー
今回もにぎやかな「たかじんNOマネー」。
テーマが中国なのでさぞ激論が、と思ったら案外ソフトな話。
眞鍋かをりさんも、なだめて進行のパターンではなく、
いつもよりさらにのびのびとした感じ。
ゲストは天安門事件を機に中国を離れ
日本に帰化した評論家・石平氏と
中国在住8年のコラムニスト・加藤嘉一氏。
だが加藤氏、どう見ても中国人。
「ニーハオって言おうと思った」
なんて眞鍋さんに言われ、ややガックシ。
石平氏は立ち飲み屋にいるオッサンみたいだけど。
「秋葉原に来る中国の人ってどのランクの人たち?」
眞鍋さんの質問に加藤氏、ホントの金持ちは欧米志向とか。
特権階級文化はあっちの方が今も盛んだからね。
日本に来るのは「小金持ち」(たかじんさん)。
GDP世界2位といっても一人当たりのそれは
日本429万円に対し中国35万円。
一食3万円の店から徒歩5分のところに
一食500円の店があったりと、
金持ちか貧乏人しかいない超格差社会。
「どんな大企業の社長でも、日本では
一食で労働者の年収を食ってしまうことない。
けど、中国では当たり前」と石氏。
「農村部で儲けてる人はなんで稼いでるんですか?」
農村部にも格差あると聴いた眞鍋さんの質問に、
土地バブルが存在すると知ってびっくり。
バブルがはじけたら日本の様に
競争力ある産業は残らないとする石氏に
中国共産党が抑え込むのではないかと岸さん。
残念ながら経済法則を完璧にコントロールする術を
人類はまだ持たない。
あったらソ連は崩壊せず、超超大国になってるだろう。
中国の教育熱は凄いらしいが、
大学出ないと都市住民になれないし、都市の企業に就職すれば
農村収入のウン10倍の給料がもらえるのだから当然か。
一流大学出て一流企業というルート、
日本ではやや怪しくなってるし、
それより腕に資格や技術
って流れもあるから希求力が違うだろう。
こんなことが中国で問題になってるらしい。
でも、その割には「いじめがない」。
石さん含めて「エ~ッ!」
「絶対あるよ~」と眞鍋さん。
でも、協調性がなく、チームワークが育たない
個人主義のお国柄なので、逆に
「出る杭は打たれる」は少ないらしい。
権力闘争になったら杭打ちまくるみたいだけどね。
これはどっちが自由かというテーマにも通じる。
法制度から見れば日本の方が自由に決まってるのだが、
協調性を乱し突出する奴は出る杭を打たれる。
自主規制の窮屈さや根回しの面倒臭さを感じる人は多かろう。
中国でも権力に逆らえば日本以上に叩きつぶされるはずだが
だからこそ果敢にタブーに挑戦する流れもあるらしい。
「さっきと同じじゃないですか。
(中国では)抑圧されてるから(日本より)エロいみたいな」
眞鍋さんのひとことで「その通り!」の大笑い。
「さっき」とはどっちがスケベかの話題で
これが大盛り上がり。
中国で接待を受けたことのある岸博幸さん
盛んに照れながらの暴露に眞鍋さんのビックリ顔。
連れていかれた場所が普通のデパートなのだからそれも当然。
「日本人は皆変態だと思ってる」説に反応した青山繁晴さん、
日本のホテルで見られるAVに問題があると力説するものの
「何もかも異常」に「どこからが異常?」「例えば?」
眞鍋さんらに迫られ、やや自爆気味。
「こんなに詳しく言わないと分かんないの?」
青山さん、窮地のひとことに眞鍋さん爆笑。
硬派な青山さんをいじめてはいけません。
ちなみにそのAVは虐待系だったようで、
そこまで聴き出してやっと「そっちかぁ~」
と納得した眞鍋さんだった。
ちなみに今日収録があった次週放送では、
政府=東電が最も嫌がる官僚、古賀茂明氏が登場!
「たかじんNOマネー」、怖れ知らずは本物だ。
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