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2011年5月 4日 (水)

青山氏、政府からの圧力に真っ向反論

 

「全ての既得権益から脱却する為の

政権交代ではなかったのですか!」

国際的な反響を呼んだ青山繁晴氏の福島原発内部リポート

これに対し、政府から圧力がかかったことは

月曜の「TVタックル」でも明らかにしていたが

今日の「スーパーニュースアンカー」(関テレ)では、

その全容を明らかにした。

 

青山氏は4月15日にも福島原発正門前まで行っているが、

その時は「作業の邪魔になってはいけない」と

内部には入らなかった。

だが、東電社員が氏の事務所を訪れ(呼んだ訳ではないそうな)

原発で起こっていることを説明。

その際、今はだいぶ落ち着いているので

入ることもできると言ったという。

放送を見た政府高官からも同じ話を聞いた氏は東電に連絡、

22日の視察に至ったという。

 

その後、内閣府参事官から

「なんで入った」「放送するのか」と電話があったが

その時は氏の説明を聞いただけだった。

だが、放送後、再び電話があり、「副大臣が尋ねている」という。

電話を替わった副大臣とのやり取りを

氏は放送で逐一明らかにしたが、

要するに原子力委員会の専門委員の立場を利用して

中に入ったと決めつけたかったらしい。

 

「何の権限があってそのようなことを訊くのか」

「権限はないが副大臣だから訊いているのだ」

副大臣は権限以上のことができるらしい(私見)。

「個人として行ったのならそれでいい」

「気を悪くされたのならお詫びする」

と、その場は収まったようだが、その副大臣、

氏の行動を問題にすべきと官邸にまでねじ込んだらしい

とは政府高官が青山氏に漏らしたことだ。

 

「東電にももっと訊かなくてはならない」という

副大臣の捨て台詞に引っかかった青山氏は

福島第一原発の吉田昌郎所長に電話。

すると、所長も東京に呼び出されていたそうだが

「全く問題ありません」と語ったという。

青山氏の行動に関しても、政府高官、司法関係者ともに

「法的にも全く問題ない」としているという。

 

 

 

副大臣は何をそんなに問題にしたかったのか?

青山氏の訪問に対し吉田所長が表明した懸案事項は二つ。

防潮堤の建設と5号機、6号機に溜まった湧き水処理だ。

 

スマトラ地震でもM9クラス大地震の後、

3カ月後にM8を超える地震被害に遭っている。

福島に同じことが起これば、

高濃度汚染水が津波によって拡散し、

深刻な土壌汚染を引き起こすばかりか、

引き潮によって重大な海洋汚染となる。

無論、原発は再び全電源喪失の事態に陥ってしまう。

5号機、6号機に溜まった水が電源板に達すれば、

これらも冷却機能を失うことになる。

 

これらに対する対策は、

先ほど発表された「工程表」には含まれていない。
 
(以下私見)
 
「工程表」にないことを発表されては

政府の失点になるからケシカランというのか?

国民に隠したまま放置しておけば良かったというのか?

放送後、東電は防潮堤の建設と湧水の移送に着手した。

つまり、必要だからではないのか?

 

放送の何を問題にしたいのか、理解に苦しむ。

東電幹部も保安院も大臣も、誰ひとり福島原発内部を

視察しようとしないことの方が問題ではないのだろうか?

圧力をかけた副大臣こそ、馬鹿やってるヒマがあったら

自ら率先して福島を訪れるべきである。

 

 

 

さて、統合対策本部の細野豪志事務局長は昨日、

青山氏は政府の後押しで入ったのではなく、

「東電には断りにくい事情があったようだ」

などと、青山氏の説明と全く違う話を記者会見で言っている。

「癒着があるか、東電の弱みを握って

圧力をかけたように聞こえる」と、青山氏。

 

かつて民主党野党時代、細野氏自身に呼ばれ、

原発のリスクについて語ったという青山氏。

原発が自動停止してもテロ工作などで電源停止になれば

メルトダウンに至ると説明したそうだが、

後日、電力会社の労組出身議員から

日本の原発にリスクがあるかのような発言はけしからんと

当時在籍していた会社に圧力がかけられたという。

 

どちらが正しかったかは今や誰の目にも明らかだが、

だからこそ、冒頭の呼びかけになったのであろう。

「原子力災害に取り組む上で良心を失っていないと信じたいから、

会見のことも含めて真正面から答えていただきたい」

細野事務局長への訴えで青山氏は締めくくった。

 

 

 

青山さんみたいな侠客に上から圧力なんてかけたら

噴火するに決まってるではないか。

お陰で政府のミスから新たな問題を引き起こし、

総攻撃を受けずに済んだのだから、ここは穏便に

謝罪するのが得策だと思う(私見)。

 

*:侠客はヤクザ、暴力団という意味ではありません。

 

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