「批判されるの好きなんですよ」と語る田原総一朗氏。
「傷つくことってありませんか」と驚いていたけど、
自分を批判する本を三冊も書いた人がいて
「相当入れ込んでなければ書けない」
「(実は)好きなんじゃないか」
なんて言うので笑ってしまう眞鍋かをりさん。
ってことで、本日の「たかじんNOマネー」も大物ゲスト。
たかじんさんと並んでるだけで凄い景色だが、
青山繁晴さんもいて波乱含み冷や冷やもの。
そして水道橋博士さんは田原総一朗研究家
だもんで
眞鍋さん、鋭い指摘!
実は当方もかねてより同意見だった。
それはともかく、東京12チャンネル(現テレ東)時代、
「予算は10分の1で偏差値も低い」
「普通にやったら誰も観ない」
言い過ぎではないかと思うが、これは本人の弁。
で、水道橋さん曰く「日本初のAV俳優」として、
全裸で撮影したドキュメントに全裸で自らも出演。
「それ今日出るんですか?」(眞鍋さん)
「ちょっとだけ」(水道橋さん)
「お~楽しみ」(眞鍋さん)
「ワハハハ・・・」(スタッフ一同)
高度経済成長が行きついた先の
ドル不安とベトナム戦争泥沼化の中、
無秩序な性や暴力表現がはびこった
退嬰的な文化状況の時代 ・ ・ ・
水道橋さんにとってはいたく新鮮らしい。
他方、眞鍋さんは
「もちろんゴールデンで放送しました」に、
腰を抜かさんばかりにびっくり。
だが、原発を扱った「原子力戦争」が
大手広告代理店の逆鱗に触れ、局を辞めることに。
クレームつけた代理店、謝らないといけないね。
もっとも田原氏自身は、
原発は危険だがやむなしの立場だったとか。
しかし、これほどの事故が起こるとは思っていなかったそうで
「国も東電も隠していた」ことが最大の問題とする。
「確証の取れたことしか発表しない」
と政府は取材に答えたそうだが、
水を入れても水位は上がらず高濃度汚染水が漏れてる
ってことは容器が壊れてる・・・って、
多分10歳児でも「確証」を持つと思うけどね。
緊急事態に追われる現場に東電本店がうるさく連絡を入れ、
あの吉田所長が「自分で来い!」と返したこともあったとか。
また菅総理、経産省に影響調査もさせない内に
独りで決めて独りで浜岡原発停止を発表したり、
本人も知らぬところで大臣人事を他党幹部と相談したり
相当に奇怪な行動が目につく等々、話は尽きないが
眞鍋さんのひとことで議事進行。
がっ!ここで青山さん、溜まりに溜まった怒りが爆発!
勿論、拉致被害者・有本恵子さんの生死情報で
有本夫妻と争っているあの裁判のこと。
「調べもせずに」という訴えだが取材はしていると、
いささか建前論の田原氏に、義理人情を貫く
言論界の侠客・青山さんが引っ込むはずもなく
「なんで被害者の家族と裁判なんかするんですか」
「謝ればいいじゃないですかっ!」
田原氏も有本夫妻と直接会いたかったそうで、
一度は実現しそうだったのに会えなかったのだとか。
マイクが声を拾わなかったのではっきりとはしないが、
なんとなく青山さんが一肌脱ぎそうな雰囲気。
・ ・ ・ ってことで
「朝生(朝まで生テレビ)みたいになってきたんですけど、
すいません、次回、朝生でやりましょう」
頃合いを見計らった絶妙のタイミングで眞鍋さんカットイン。
なんだか今日の眞鍋さん、いつも以上に裏司会者。
だが、面白い話も続々と出てきた。
田原氏が一番呼びたいゲストは、なんと今上陛下!
宮内庁にも申し入れたそうだが
「前例がない」
と断られているとか。
「息子さん御夫婦のこととか、お孫さんは
学習院でどうしてるとか訊きたいじゃないですか」
「そこですかぁ?」(眞鍋さん)
「朝まで出ぇへんわ」(たかじんさん)
「まぁ~実現しないでしょうねぇ」(眞鍋さん)
「そのお気持ちはあるんじゃないか」
と青山さんは言っていたが、
今上陛下の言動を読み解くと
「一つの局だけを特別扱いはできない」
と、全ての局に出るぞと言いだしかねないので、
宮内庁もビビっているのではなかろうか。
「出演者の方を怒らせるじゃないですか」
という眞鍋さんの質問には
「政治家はなかなか本音を言わないから」だとか。
そういえば、
田原氏が小泉元総理を支持したのは、某料亭で
田中派と戦うことを表明したからだそうなのだが、
亀井さんを立てて全て相談するという約束を完全に反古。
その理由を「権力とはそういうもの」と答えたそうな。
また、そもそも出馬する気がなかったので
「やることがない」石原都知事には
「東京に原発を作れ」と要求しているそうな。
「連休いっぱい待って欲しい」と答えたそうだが ・ ・ ・
さて、乳癌で愛妻に先立たれたエピソードには
眞鍋さん、ほろりとしつつ、
テーマは「ドーする?ドーなる?田原総一朗」へ。
77歳にして朝まで働く田原氏だが、
たかじんさん、60過ぎればそれなりに成長してる
と思っていたが、いざなってみるとそうでもないとか
(田原氏、「その通り」と肩を叩く)
若い頃、年配の人を見ると
それなりの生き方をしてきたのだろうと思っていたが
「そんな顔して歩いとっただけ」
「なんも変わってへん」
「ちょっと老けただけや」
「そーなんですか」と聴いていた眞鍋さんだけど、
「初老トークが凄いあれなんですけど」
と、笑いを取りながら議事進行。
で、眞鍋さんの提案は
田原総一朗グルメリポーターに転身!
それは面白いと御本人もちょい乗り気を見せたものの、
研究家・水道橋さんによると
「凄い偏食で、最近までコーヒーを飲んだ事なかった」
と、ここで、たかじんさんもコーヒーを飲まないことが発覚!
「二人で『初めてシリーズ』やりましょう」
「ありきたりなもので初めてのものが他にもあるかも」
ってことで眞鍋案に金一封。
で、研究家の案はというと ・ ・ ・
どーしてもあのあたりに拘ってしまうのだ。
でも田原さん、
立つとか立たないとかよく分からないことを言って結構乗り気。
「本気にされたら困るけど本気になりかねない」(水道橋さん)
「冗談なの?僕は真剣だったんだけど」(田原さん)
ここはまず立つことが先決かと。
これで勢いずいたという訳ではないだろうけど、
「あなたにとってお金とは?」の問いに田原氏、
「今までゲストでこれ言った人いませんよ」
眞鍋さんもびっくりのド直球
「人間やっぱり金や」
だが実は、東日本大震災に際し、
孫正義ソフトバンク社長がポンと100億円出すなどを見て
「悔しい」「金があったらやりたい」と思ったのだとか。
なんというか ・ ・ ・ ぶっちゃけ田原さんだった。
ということで、
最後に眞鍋さんの美脚が一番決まったショットを
やっぱり遠いけど、眞鍋さん超美脚っ!