百年の計より長い目
そうだろうなぁとは思っていたが、
やっぱり安全よりコストを優先していたか。
でもそれを主張していたのが原子力安全委員会ってのが驚き。
接待漬けでいい思いしたのか山吹色の菓子折りでも貰ったか。
原子力の専門家であって経営の専門家ではないはずだし、
経営手腕を発揮して利益を上げるぞ委員会ではないのだが。
サンデーフロントラインを見ていたら、
この期に及んで「隕石衝突」などを例に出し、
さも予測不可能であったかのような言い訳をしていた。
チリ沖地震をはじめ三陸沖の津波被害は何度もあった。
隕石衝突で破壊された町や施設なんて聴いたことない。
一緒にするなよ。
挙句に言うことが
何でもかんでも備えていたら「凄いお金がかかる」だと。
コスト計算して利益率をはじくのが安全委員会の仕事かい。
政財官学の癒着の構造がっ!と拳を振り上げるのは簡単だが
利権の調整が政治の仕事だから完全にはなくならないだろう。
コスト高は電気料金に跳ね返るし、建設推進は多数派になり得る。
となるとこれは民主主義をいかに機能させるかの問題だ。
「少数意見の尊重」とは中学の教科書にも書いてあることだが、
現実には、政治家だって献金を貰ってるし、
様々な利権で恩恵にあずかってる支持者が大勢いる。
原発マネーが安全より利権を優先させた側面、
どこにもなかったとは言えないのではなかろうか?
とはいえ、今回のような事故が起これば恩恵も全て吹っ飛ぶ。
目先の利益より千年の大計を見た世論作りをする人、
それに耳を傾ける人(マスコミや政治家)
どっかにいないとダメだね。
それを口実に新たな利権が生まれそうで怖いけど。
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