自粛、沈滞ムードを吹き飛ばす眞鍋スマイル~今日の「とくダネ!」
満開の桜のような「とくダネ!」眞鍋かをりさん。
キャンセル続きであえぐ都内の店からつまみを取りよせ、
東北の酒を携えて花見を決行したとか。
「一回遊んだら一回募金する生活を心がけてます」
とはいえ驚いたのは昨日の東電社長の会見。
「とくダネ!」的には同情的だったが、当方、一切同情しない。
聴き違いかと思ったのだが、
津波対策が不十分だったのではという質問に
「万全だった」と答えたように聞こえた。
安全基準を満たしてたんだからウチらの責任じゃない。
だから賠償も国と協議してのことだ ・ ・ ・
そう言ってるように思える。
元資源・エネルギー庁長官を顧問に迎えたんだからと
たかをくくっているのだろうか?
税金投入となれば国民全員が株主のようなもの。
利権や金で周囲を丸めこんで防波堤にすれば大丈夫
・ ・ ・ とか従来のやり方を通すつもりならそれは無理。
国民の目は何百倍も厳しくなっている。
安全基準もそうやって作り出した手前味噌だいうことも
とっくにバレているのだから責任は免れ得ない。
一方で国民の金を使いながら
他方で買収資金をバラまくなど許されるはずがない。
東電が誰かのスポンサーになるのではなく、
国民が東電のスポンサーになるということ
忘れて欲しくないものだ。
「国民負担ということになれば、
東電も今までの体制ではやっていけないと思うし、
原発をどうするかも含めて国民みんなで
フェアな議論をしていかないといけないんでしょうね」
眞鍋さんも指摘する。
福田和也慶応大学教授も
「その気になれば東電単独でもかなりの補償はできるはず」
と指摘していたが、その後のニュースでは
政府と東電で基金を創設、
東電は15年間で1.5兆円(年千億円)を
「期間利益から」拠出するとか。
一兆円規模の内部留保があるはずなのにね。
税金はいくら投入されるのだろう?
「同じような所が他にもあるんじゃないですか?」
眞鍋さんが心配そうに言うのは
地震でため池が決壊、洪水で大きな被害を出した上、
水がなく田植えもできないという福島県須賀川市。
テレビの取材は「とくダネ!」が初めてらしいが、
山の中なのに津波のような被害。
1949年完成の土塁が今まで改修されなかったらしい。
眞鍋さんの質問に答えた笠井キャスター、
同じような土塁堤防が全国に1700ヶ所と明かす。
本来ならそれだけで大きなニュースになるはずのもの、
三陸海岸の被害が酷過ぎて、報道されずに埋もれていた。
さすが「とくダネ!」である。
さて、自粛ムードを吹き飛ばそうという試み、
被災地から広がっている。
話が逆。
被災地でもない所、なんの為の自粛か分からない。
「消費しないと復興の妨げになる」と眞鍋さん。
観光地はどこもガラガラらしいから、
G.Wの予約をするなら今がチャンスだ!
ついでだが、この夏の電力、西日本各社は
ピーク時でも1300万KWの余剰が見込まれているとか。
東電の不足分を補ってお釣りが来る計算だが、
東日本に送れるのは100万KWまで。
夏休みは北海道か西日本だね。
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