健在眞鍋さんの「マネー」
「流れへん可能性もあると思いながらやるこの気持ちはどうや」
なんてたかじんさんの言葉で始まった「たかじんNOマネー」。
深く頷いた眞鍋かをりさんのこの表情が全てを物語る。
でも ・ ・ ・ 元気でいてくれて本当に嬉しい。
ゲストは小泉政権下の首席秘書官・飯島勲氏と
2回目登場の竹中平蔵氏。
「速やかな激甚災害指定を」との飯島氏の指摘は、
収録から放送までの間に行われた。
だが、実情に適した財政支援には
今月中に法整備をしなければならないという。
菅総理の指導力が問われるところだ。
ということで、今回のテーマはリーダーシップ。
でも、小泉さんは凄かったって、そんなこと言えるのかな?
確かに党内の反発を押さえ込む力強さや竹中氏のように
官僚に負けない専門家を大臣に据え官僚を使いこなした
等々、リーダーシップは発揮した。
しかし、金融危機を引き起こしたのも新自由主義だ。
郵政民営化の大失敗が果たして亀井さん一人の責任なのか?
亀井さんが閣僚になる以前に自民党の総理が三人おり、
その間、小泉さんも現職議員だった。
切手代がアメリカの三倍とおっしゃるけれど、
それでも民営化以前は大黒字だった。
民営化を徹底すれば黒字になると言いたいのだろうが、
郵便事業は守らなくてはならない。
何とかしなくてはと国が動くのは自然な流れだと思う。
国民の財産を二束三文で売り払った挙句の体たらく。
人のせいにばかりはできないだろう。
財投資金としてしり抜けになっていた160兆円の郵便貯金
これを民間に回そうという狙いだったのだろうが、
それで「民」は潤ったのだろうか?
構造改革による「実感なき」好景気で潤ったのは投資家だけ。
天文学的な投機資金が金融危機を引き起こしたのであって、
その痛手からなかなか立ち直れないからといって
「もう一度」とはならないのではないだろうか?
何しろ政府には金がない。
郵貯という便利な財布もなくなってしまったからなおさらだ。
今、経済政策をやるとしたら、
デフレ是正と労働市場改革だと竹中氏。
需要が少ないから価格が下がってデフレになる(当り前)
「誰でも望む条件で働ける環境を作る必要がある」って
生活と収入の安定を図って需要を喚起するってこと?
小泉政権下でも賃金は下がり続けたけどなぁ ・ ・ ・。
だけど、「保育所とかが整備されないと女性は働けない」
との眞鍋さんの指摘には、「それが重要」。
でも、労働改革が先なのだとか。
飯島氏も社会保障の為の増税はダメで
景気対策を先にやるべきだと言っていた。
需要喚起も景気対策、その為の社会保障も
廻り廻って景気刺激策と言えなくもない。
卵が先か鶏が先か、よく分からん話だが
「お前らが財布を取り上げといて良く言うよ」とか、
菅さんは言うかもしれない。
震災の影響で円安が進んだら、頃合いを見て
ドル建ての外貨準備を売り払ってしまえなんて思う。
あんなの60兆円もあれば十分で100兆円なんて馬鹿げてる。
40兆円の半分は為替介入に備えて円建てとし、
残りは経済と復興資金に回せば良い。
乱暴な話だけどね。
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