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2010年11月14日 (日)

上原美優さんと中国の話

 

特記すべきことに、

あのボケまくり上原美優さんが、なんと、

ボケを封印して切れるところを見せたっ!

 

もうアホやカスじゃとは言わせない、あ、いや

元々そこまで言う人はいなかった。申し訳ない。 

実際、池上さんの番組にも出演しているのだし、

大袈裟にわめき散らす程のことではないかもしれないね。

 

昨日の「たかじん胸いっぱい」でのことで、

中国をテーマにプチ「そこまで言って委員会」風。

尖閣問題についての美優さんの指摘は

「漁船は罠で喧嘩を売りに来た」

 

勝谷さんが喜びそうな意見だが

「当ってるかどうかはともかく自分の意見が入っている」

と先生方にも高評価。

政治的に微妙な問題は敢えてボケた方がいいこともあるけど

美優さんは正直のままでまだいいと思う。

 

 

しかしアレですわ。

「国」とは土地と人だろうけど、中国はその二つ、

必ずしも常に一致していた訳ではない。

だから混乱と混同が勘違い、あるいは意図的に行われる。

 

ロシアでは、未だに中国を「タタール」なんぞと呼ぶそうな。

タタールスタンの住人も中国人もびっくりの混同だが、

元々ロシア人は当方諸民族を十把ひと絡げに

「タタール」と呼んでいた。

 

モンゴル帝国時代を「タタールのくびき」と言い、

ブルガリアを建国したブガールも「タタール」と呼んでしまう。

言われた方は

「へ?わしらタタール言いまんのん?」てな感じだろうが、

ロシア帝国が大きくなり、支配下に入る過程で

ロシア呼称を受け入れたのが今のタタールスタンの人々だ。

 

大雑把にも程があるというものだが、

モンゴル帝国は中国も領有したから

地名的には中国と言えなくもない。

だが、自らタタールを名乗った人々は中国には住んでいなかった。

 

モンゴル高原東部に跋扈した猛々しい人々だが、

チンギス・ハンによって殲滅され、

地上から消滅してしまった。

そして名前だけが残ったのである。

 

チンギスのオッサンがタタールを攻めたのは金との盟約による。

オッサンはやがてその金も滅ぼすのだが、

アメリカのドキュメンタリーでは

「中国を滅ぼした」なんて説明がされる。

 

金は長城を超えて北宋を滅ぼした女真(満州)人の国だが、

中国北部を領有したから中国というのなら、

オッサンも既に内モンゴルを支配していた。

 

現中国政府が内モンゴルを「領土」と

言い張っているのを認めるとすると、

金(女真人)も中国、

オッサン(モンゴル人)も中国。

まだ生きていた南宋(漢人)も中国。

見渡す限り中国だらけで訳分からん。

 

だからと言って、その全てが「中国固有の領土」とはならない。

中国という名前の土地は中国人と称する漢民族だけではなく

多くの民族が住み、支配者を替えながら共存してきた。

中国=漢人の国ではない。

これがカンジン(肝心)だ。

 

 

さて、我に返って番組を振り返ると、

かつて尖閣に住んでいた日本人が中国漁民を救助したとかで

大正時代の中国政府(当時の中華民国)から送られた

感謝状の実物映像が流された。

 

「沖縄県尖閣」と達筆で明記してあるよろしね。

 

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