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2010年2月 8日 (月)

マーリン

ネット…ではなく、CSサーフィンをしていたら

変なのを見つけた。

 

「プレミア放送」と銘打ってタイトルは「マーリン」。

ロールスロイスのエンジン(飛行機用)ではなさそうだ。

ってことは、あの元祖魔法使いのマーリンか。

大御所である。

 

では、その魔法界の大師匠をどう描くのかというと、

なんと少年マーリンが糞ガキ・アーサーと出会い、

喧嘩しながら彼を助けるというどえらくくだけた物語だ。

しかも、マニュアル本などを見ながら術をかけている。

大師匠にも修業時代があったのだ。

 

ハリーポッターもガキだから、

のけぞるほど驚くことでもないかもしれないが。

 

アーサー王の物語は

9世紀、12世紀、15世紀に主なものが書かれていて、

それぞれがそれぞれの時代を反映している。

時代設定をどこに置くかが常に問題となるのだが、

この作品では12世紀頃にしたようだ。

 

15世紀に設定した映画もあったが、

あの時代の全身甲冑を再現するのは予算的に大変だし、

役者も動きにくい。

12世紀なら鎖帷子を被ればよく、プラスティックを使えば、

乗馬シーンで馬が重さに音を上げることもない。

 

となると紙のマニュアル本があるのはちとおかしいが、

羊皮紙を模して作るのも大変だし、まぁいい。

 

アーサーのモデルとして有力視されている

アウレりアヌスらは5世紀の人だが、

凄い刀(エクスカリバー?)を振るって

勝った相手はサクソン人なので、

サクソンの子孫としては煙たかろう。

 

ロケに使われている城が、何故かどう見てもフランスなのだが

アーサー終焉の地とされているアヴァロンはフランスの地名。

こじつければ辻褄が合わなくもない。

もっともアヴァロンで死んだブリトゥンの王

(9世紀の「烈王伝」では「アーサー」と記されている)は

5世紀にローマの呼び掛けに応じて海を渡ったのだが・・・

まぁいい。

 

マーリンのルーツはドルイドとみなされているからもっと古い。

弥生時代だ。

 

架空の国の架空の人物のお話なのだから、自由度が高い。

日本でやろうとすると、古事記とか日本書記あたりに

題材を求めなければならなくなる。

聖徳太子以降には、

あそこまで自由に描ける人材がいないのは羨ましい気もする。

 

取り敢えず、大師匠修業時代の物語、

3月8日からLaLaTVで始まるようだ。

 

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コメント

眞鍋さん

   ああ眞鍋さん
  
        眞鍋さん

投稿: まりも芭蕉 | 2010年2月 8日 (月) 22:23

明鏡止水

投稿: KenNagara | 2010年2月 9日 (火) 01:22

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