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2009年2月25日 (水)

太陽に吼えろ!地面に吼えるな!!

円が下がったのに株価も下がる。

消費の冷え込みは世界的な現象なので、

円が下がったくらいで持ち直す訳はない。

誰かに責任があるとしたら、

投機に走って経済を空洞化させた人々だろう。

 

勿論、マスコミのせいじゃない。

いい歳した大人がそんなこと信じるのはおかしいが、

一部に大真面目で本気にしている人がいるらしい。

「派遣切りを容認しないと景気がますます悪くなる」

とは小泉さんのブレーンだった人が言っていること。

今日の事態を招いた自己責任を取りたくないからといって、

他人の自己責任を口にするのはおかしい。

 

派遣切りを押し進めたところで、

世界の需要が増える訳じゃあるまいし、

輸出が延びて景気回復なんてことは起こらない。

輸出依存を推し進めた政策の失敗。

ごまかしてはいけない。

 

気の毒な人への同情は決して安っぽい感情ではない。

人類が生きてゆく上で欠かせないものだったのだ。

人間は弱い生き物なので、

独りになるとたちまち獣に食われてしまう。

だから、群れを作って助け合わなければならなかった。

弱いものを助けることは、群れを維持する上で必要だった。

群れが維持できなくなれば、全滅してしまうのだから。

 

「自己責任」と言う言葉は、

拉致されたボランティアや住む家をなくした元派遣社員など、

助けを必要とする人々を切り捨てる為に使われることが多い。

そんな世論に乗せられて、

いざ、自分が助けを必要とする時にどうするのだろうか?

潔く餓死して果てるのだろうか?

群れが維持できなくなれば全滅する、これは今も同じなのに。

 

アメリカでは、

ビッグスリーの経営陣が議会の公聴会に呼びつけられて、

巨額の報酬や豪奢な生活ぶりを槍玉に挙げられていた。

政府(税金)の支援を求める前に、

自己責任を果たせという訳だ。

責任をかぶる人の事を責任者と言う。

部下に責任をかぶせて「自分だけは助けて」

などとねだるむしのいい人のことではない。

 

アメリカ大企業のテクノラートと事情は少し違うけど、

責任者の定義は日本でも同じだ。

自己責任を真っ先に問われるべきはそれらの皆々様であろう。

でなければ、政府(税金)による救済を要求する資格はない。

 

過剰融資でバブルを引き起こした大銀行。

その結果、巨額の不良債権を抱え込んだとしても、

それこそ自己責任。

それでも国民のお金(税金)で助けてやって、

法人税まで免除してあげた。

なのにまた、自己資本比率の低下から救う為、

私達のお金が注入されている。

 

だけど、助けて頂いた国民の皆さんに少しでも報いよう

と言う誠意がちっとも見られないのはどうしたものか。

 

自己責任を問うのなら、強いものにこそ問うべき。

弱いものイジメは ・ ・ ・ みっともない。

 

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コメント

KenNagaraさんの言うように、勝ち組には、一般の人の気持ちは分からないのが、残念です。
負け組の私が言うのはなんですが、農業にしても、狩猟にしても、昔の人は、助けあっていたと思います。それが、本来の姿だと思っています。

投稿: かずちゃん | 2009年2月25日 (水) 16:54

だからこそ、眞鍋さんの優しさは大切なのだと思います。

投稿: kenNagara | 2009年2月25日 (水) 19:44

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