「ヤル気」を引き出す渡辺監督と眞鍋さん
今回の「ココだけで教えて」(『週刊ポスト』2.8)、
お相手は西武の渡辺久信監督。
「メガスポ」メインキャスター、眞鍋さんのフィールドだ。
それだけに、渡辺監督が「ある監督」と遠まわしに表現しても
「野村監督ですね」と、打てば響く俊敏さ。
水を得た魚のような眞鍋さんだ。
選手を叱らない監督。
なのに、何故、図に乗るヤツがいないのか?
「メガスポ」特集で残された疑問にも切り込んでいる。
試合中にミスを指摘すると、
試合に対するモチベーションが下がる。
だから、ぐっと抑えて「次打って取り返せ」と激励する。
そして、試合終了後、言葉を選びながら注意する。
なるほど。
誰にどういう言い方をしたらベターか ・ ・ ・
これは人心掌握術の基礎だが、
渡辺監督、コミュニケーションによって解決している。
「自分の感覚、イメージだけで接しない」
腹を割って話せば分かることもある。
それが出来ない、やらない、
失敗はすべて部下の責任にして
「保身しか考えないヤツ」と部下に見放される。
そんなダメ管理職には耳の痛い話であろう。
主力に眞鍋さん世代が多い西武ライオンズ。
眞鍋さん曰く、
「何か注意されると
すぐに自暴自棄になってしまう傾向がある」のだとか。
ふむふむ、ナルホ ・ ・ ・ エエッ!
危うく頷くところだった。
あれはイカン、これはマズイと、当ブログ、
重箱の隅をつつくような数々の指摘を眞鍋さんに行ってきた。
そっちの方がよっぽどマズイではないか。
しかし、まぁ、ある日ふと気が付けば、
かつて指摘したことのほとんどが消え去り、
改めてこれ見よがしに指摘する何ほどのこともなく、
日々進化する眞鍋さんには関係なかったと言うことで
めでたしメデタシと締めくくらせていただこう。
「やり方によっては、ものすごいヤル気も出せる世代」
(眞鍋さん談)なのだからね。
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