知らない間に変わっている関東弁
驚嘆すべき事実を知った。
最近は東京でも☓のことを「ペケ」と言うらしいのだ。
嘘だろ?
私が横浜にいる時は「バッテン」と言っていた。
無論、九州人の「よかバッテン」とは意味が違う。
「バツ」の発展形だ。
両親が播州出身なので「ペケ」が☓であることは知っていたが、
私の周りのハマッ子でそれを使う者は皆無であった。
さらに、会計の際に大阪人が使う「おあいそ」も、
今では東京でも使われているとか。
にわかには信じ難いことである。
大阪から来た親戚が喫茶店を出ようとする時、
「おあいそ御願い」
と店の者に言うので、
「それは通用しない」
とたしなめた経験があるのに ・ ・ ・
ちなみに、「怖い」も近畿地方の言葉であることは知っていた。
この地では「硬い」を「こわい」と表現することが多かった
(最近はあまり使われていないので過去形)。
古文書によると、
平安時代には蒸した米を「こわいい(飯)」と言い、
炊いた米を「ひめいい」と称していたと言う。
(もち米の炊き込みご飯を「おこわ」と言うのは、その名残か?)
「硬い」=「こわい」が恐ろしいの意味にも使われるようになったらしい。
思い起こせば、私がガキ・・・幼少のみぎりには、
「おっかねぇ」と言っていた気がする。
とは言え、そう大昔のことではないので
「こわい」も「こえぇ」と言い換えて使ってはいたが。
以上は、
昨日放送された「ビーバップ!ハイヒール」(ABC)で得た情報。
関西ローカルとは言え、
かなり中身の濃い番組で毎回参考になる。
レギュラーのチュートリアル、ブラマヨも面白いが、
なんと言ってもハイヒール・リンゴねぇさんの仕切りが抜群。
女性司会者としては断トツトップの威力で、
後続を遥かに引き離し、かすんで見えないほどである。
だが、眞鍋さんが言う「いんでこーわい」の「こーわい」は、
また意味が違うようだ。
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