心配は要りません眞鍋さん
「面白い!」と思わず唸ってしまったのは、脚本家・田渕久美子さんへの眞鍋さんのインタビュー(「ココだけで教えて」週刊ポスト10.24)。
物書きと言うものは、どうしても自分が共感できる方向に話を持ってゆきたがる。
新聞記者でさえそうだ。
共感できないのに「これはイイ」「素晴らしい」なんて記事は書けないし、無理して書くと、見る人が見れがすぐにそれと分かる冴えない記事になる。
「男と女の話が書きたいから」家庭的な夫と離婚したと言う話も、芸術系人間にはよくある話。
私の周りにもそういう実例が五萬と転がっている。
中には家庭崩壊、子供の堕落と悲劇的な結果をもたらした例もあるが ・ ・ ・ 田渕さんの家庭がそうならなかったのは、子供を大切にすると言う共通項を前夫と保ち続けたからだろう。
子煩悩な御尊父を思い、思わず涙してしまった眞鍋さん。
家族思いで情の深い眞鍋さんだ。
でも、心配する必要はない。
田渕家は珍しい成功例なのだから。
でも、それは男と女の問題とは限らない。
男は理屈、女は感性と言う区分けすら、現実には曖昧だ。
感覚だけで生きてる男を私はたくさん知っている。
こういうヤツの言う事はころころ変わるので、
「また何か言ってらぁ」くらいの気持ちで聞いていないと、後でとんでもない目に遭う。
「お前がこう言ったんだろう?」
「エーっ!僕が?ほんとに?」
ってな具合。
つい一週間前のことだと言うのに ・ ・ ・ である。
でも、写真を撮らせれば上手いし、嘘をついてる訳ではないので愛される。
得なヤツである。
ただ、芸術家と約束をしてはいけない。これ確か。
とても感性の豊かな眞鍋さんだけど、
この手の芸術家にはなれそうにない。
奔放さはあっても、それ以上に思いやりが深いから。
でも心配は要らない。
家族愛に満ちた芸術家だってたくさんいるのだから。
例えば?
音楽の父、大バッハ。
クリスチャン・バッハやエマヌエル・バッハの親父だ。
結婚しても仕事を続けたいと言う眞鍋さん。
「『相手に何かをしてもらおう』と思わなければ上手くいくんじゃないかな」
と、具体性を帯びてきた(?)覚悟は立派だけど、
作家さんとは拘束時間が違う。
共同作業の部分がないと、ちと難しいかも。
家族愛に満ちた芸術家である方が、
眞鍋さんにはお似合いだ。
お仕事、続けてくださいね。
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コメント
私も「かをりさん」が専業主婦はもったいないと思うけれど、芸人さんの結婚がこう離婚続きだとやっぱり難しいのかと思ってしまう。 川島君はどうだろうか?
家にいて欲しいと思うのでしょうか。
彼女は人気者だからハラハラするでしょうね。
彼は結構やきもち焼きぽいし。
最近 「麒麟」はご無沙汰ですが今年の漫才は例年と少し違うらしいです。「勢いがある。」らしいです。
少なくとも去年のような準決勝敗退はやめてもらいたいと思っています。
投稿: 黒巫女椿 | 2008年10月15日 (水) 11:30
眞鍋さんはとても思いやりがあって優しい人ですから、つくしてしまいそうな気がします。「仕事せぇ」と尻を叩くくらいで調度いいんじゃないでしょうか。ただ、鷹揚なところもあるので、信じる気持ちを強く持って欲しいです。信じるに足る人・・・ほんのちょっとの触れ合いですが、そう確信させてくれる、眞鍋さんはそんな人です。
M1GPは麒麟にとってチャンスの年、と言う気がします。
川島クン、最近、お茶目な表情も見せるようになっているので、私も新生麒麟、と言うより新生川島クンに期待しています。
投稿: KenNagara | 2008年10月15日 (水) 12:12
二年前は決勝で誰がみても明らかに勢いが違ったチュートリアルが優勝。 昨年は敗者復活からの勢いそのままにサンドイッチマンが優勝。プレッシャーがどんなにあっても勢いがあるときは関係ないどころか輝きが増しますからね。 暗い過去の自虐がトークのネタになることも多いですが、間違いなく本業以外では今が絶好調の二人。 このまま、Mー1チャンピオンになって、日本経済と ともに 暗い時代を払拭してほしいものです。
投稿: FIRSTHEART | 2008年10月15日 (水) 12:33
23日の深夜番組「雨トーク」は男前芸人特集です。
「川島、徳井 ロザン菅ちゃん ライセンスの人」が出ます。
私としては鼻血ものの企画ですが、おもしろそうなので、よかったら見て下さい。
投稿: 黒巫女椿 | 2008年10月15日 (水) 18:15
遂に来ますか、菅ちゃん。
でも、眞鍋さんネタになるとメチャマジになってしまう川島クン、大丈夫ですかね。
投稿: KenNagara | 2008年10月16日 (木) 01:46
川島君「かをりちゃんネタ」もですが、「お前は男前やない、声だけや」と必ずつっこまれるのですが(徳井あたりから)、ソレに対してナイスな答えができなくて、ぐっとつまるのがほとんどだったのです。 成長した証としてナイスな答えをしてほしいと思っています。
投稿: 黒巫女椿 | 2008年10月16日 (木) 10:06
「アホか、女はこの声に惚れんねや」
くらい言って欲しいですね。
「エッ!お前、そんなこと言われたん?あの人に?」
と、突っ込まれるでしょうけど、眞鍋さん、笑って許してくれると思います。
投稿: KenNagara | 2008年10月16日 (木) 12:52