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2008年10月 1日 (水)

能ある鷹も爪を出す

与野党国会議員20人を集めた「ズバッとコロシアム」。

眞鍋さん、堂々とした発言で唸らせた。

 

見直し問題に揺れる後期高齢者医療制度、天下り法人への莫大な出費、生活保護世帯への母子加算廃止 ・ ・ ・

いずれの問題に対しても、

眞鍋さんの発言は極めて具体的でリアリティーに富み、

居並ぶ議員諸氏からも「うむ」と頷きが漏れる。

 

番組冒頭から、眞鍋さんの集中力が凄い。

コンセントレーションが高まった時特有の表情だ。

それが、まなじりを決した怖い顔ではなく、

誠実さの漲ったそれになるのは、

眞鍋さんの人柄の表れと言う他ない。

 

「75歳以上のお年寄りが対象なのだから、急がなければ」

後期高齢者医療制度への発言には誰も異論なし。

勿論、高齢者の負担が増えるのなら急がない方が良い。

自己負担額を減らす方法はあるのか?

「医療制度を元に戻す方法ってあるんですか?」

 

眞鍋さんの発言を契機に、

議論は官僚制度が産み出した無駄と利権の数々に移ってゆく。

独立行政法人だのナントカ法人だのと言っても、

具体的に効果的な仕事など殆どやってないところも多いのだ。

おまけに天下り官僚の法外な報酬。

 

「こういうことをなくす事の方が、(DVDやダーツ購入等の)無駄をなくす事よりも先。それをやってくれたら、自衛隊員の方がDVDを観たって構わない」

眞鍋さんのこの指摘には、

「髭の隊長」で鳴らした自衛隊出身議員も頷くより他ない。

 

そして、

「結婚した友達は、共働きでなければ生活できないから仕事は辞めないと言ってるのに、母子家庭から給付を削る理由が分からない」

と、生活者の視点を貫く。

 

ちなみに「自立支援」は単なるお題目、言い逃れである。

「障害者自立支援法」の対象者である私だが、

自己負担が増えただけ。

直る見込みがなく、「自立」も糞もないのだから当たり前である。

「行政は助けてやらんから自分でナントカしろよ」

と追い立てているつもりだろうが、

追い立てられてもどうにも出来ない人の事は考えていない。

 

ただ、集中はしていても、

眞鍋さん、決して肩を怒らせて力みかえってはいない。

1台17万円也の自動うがい装置が登場すると、

タレントらしく、場を和ませる。

硬軟織り交ぜて自在に役割を果たす。

流石、大人の眞鍋さんである。

 

決して、お茶を濁さない、はぐらかさない。

正面から問題を見据え、

自分の言葉で自分の意見を真っ直ぐに表明する。

そんな眞鍋さんはとても清々しく、美しかった。

 

番組では、経済対策にまで触れる事は出来なかったが、

どうやら、眞鍋さん、ちゃんと用意はしていたらしい。

でも、きっとまた役に立つ。

 

生活者目線を貫けば、視聴者の支持も得られるし、

特定の利害関係に巻き込まれる事もない。

コメンテーター・眞鍋さんに、もう遠慮は要らない。

眞鍋さん、また一つ、大きくなった。

 

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