眞鍋ワールドのあけぼの
絵が上手い、ヒット曲があるなどの様には目立たないが、
27歳と言う若さで、 眞鍋さんほど多彩な活動をしている人は少ない。
下手なラフスケッチをプロのデザイナーに仕上げて貰ったり、ゴーストライターに「著書」を書いて貰ったりしているのとは違う。
ゴーストライターには真似の出来ない独自の文体を持つ文筆家であり、独自の目線と広い視野を持つコメンテーターであり、さりげなく独特のユーモアセンスを持つタレントで、ユニークな個性のキャスター、繊細な表現力を持つ女優でもある。
誰にでも出来そうで、誰にも出来ない。
強烈に、ではなく、しなやかに溢れ出る「眞鍋かをりの世界」がある
今週の「ココだけで教えて」に登場の松平健さんは、 対照的な人生を歩んできた。
若くしてスターになり、、スター街道一直線。
そのスター性が、「暴れん坊将軍」一つに支えられたものだったが為に、幹を失うや、生きんが為の路線変更。
だが、「暴れん坊」がなければ、ディナーショーもマツケンサンバもなかったのだから、「暴れん坊」を挟んで前史と後史の三部形式だ。
25年も一つの役をやっていると、それが身についてしまい、語り口調や立ち居振る舞いが将軍様になってしまうのだが、
それを逆手にとって、
将軍様がこんな事も、あんな事もと仕事を広げている。
柔軟・しなやか路線の眞鍋さんがそこに注目するのは当然。
地位に安住せずに新しい世界に挑戦する積極性、 次の展開に進む切り替えの速さを
「見習いたい姿勢」と締め括っている。
でも、実は、眞鍋さんはこれらの要素を既に持っている。
人生が逆なのだから、進むべき方向も逆。
多岐にわたる活動で、ぼんやりと見えてきた「眞鍋かをりの世界」
その輪郭をより鮮明にする事が
眞鍋さんの「これから」ではないだろうか?
根が素直で吸収力に富んだ眞鍋さん。
控えめに過ぎて、ひ弱さを感じさせる事もあったけど、
今年の眞鍋さんは違う。
「大人の眞鍋さん」はとても力強く、頼もしいのだ。
職場での地位の変化が影響しているように思えるが、
そこは自然体の眞鍋さん。
無理や力みは少しも見られない。
ノーガキ言わなくても自然体で進化する眞鍋さん。
気がついたら、ひと回りもふた回りも大きくなっている。
多分、ここ1,2年のうちに。
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