昇華された真心眞鍋流~「ロト6・・」最終回
笑ったり、怒ったり、ドジッたり、心配したり、走ったり ・ ・ ・
「ロト6で3億2千万円当てた男」最終回の眞鍋さん、 喜怒哀楽めまぐるしい演技だった。
でも、自然。
別に、今までの演技が不自然だった訳では全然ないのに、
何故かそう感じた。
思い出したのは「メガスポ」の眞鍋さん。
表情にも言葉にも、心のこもった眞鍋キャスター。
眞鍋さん演じる真弓先生と共通するものがある。
もしかすると、内面から構築する眞鍋さんの心の演技、
他のお仕事とも共通する 一つのスタイルとして完成されたのかもしれない。
だとしたら、これは大きな成果だ。
思えば、無防備なほどに開放的で素直なキャラクターは、
眞鍋さんの根っからの持ち味。
決して背伸びしない眞鍋さんが、 ありのままの自分を真弓先生にぶつけてゆく中で、
キャラクターをアートにまで高めたのではないだろうか?
しかも、
真由美先生と眞鍋さんには似た部分もたくさんあったけど、
眞鍋さんではない。
機敏で賢く、頭も舌も回転が速い眞鍋さんとはむしろ対照的。
つまり、
自分のキャラクターそのままに演じたのではなく、
キャラクターを役作りに生かしたのだ。
素直に、感じるままに ・ ・ ・
声や動きは全く別人のままなのに、
いつしか眞鍋さんと真弓先生が同化していったのもその為だろう。
演技にも生かされた真心眞鍋流。
眞鍋さんの「これから」にとって、大きな財産になる事は間違いない。
本編の方は、みんながいい人になって、心温まる最終回となった。
甘い?
それでいいのだ。
ドン臭くても、人が好すぎるくらい真面目に誠実に生きてきたからこそ、困った時に助けてくれる人が現れる。
真弓先生が駆けつけるところまでは想像ついたけど、
そこから先は想像つかなかったから、十分、楽しめた。
返してもらうべき金は返してもらえたのだから、荒唐無稽とばかりは言えない。
現実的な帳尻もちゃんと合わせている。
佳作だったのではないだろうか。
眞鍋さんが夕方にブログを更新していたけど(「コラボ」)、
「ロト6」の最終回があるので、トラバはそれからにした。
「ロト6」関連記事はトラバすると勝手に決めているので。
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